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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十四話 混戦
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ね」
彼等の言葉で気を取り直したタケルだった。
「それじゃあ」
「来ました!」
「バルマーが全軍で!」
「よし!」
それを聞いた大文字はまずは頷いたのだった。
「このまま防ぐぞ。いいな諸君!」
「はい!」
「わかりました!」
皆それに応えて身構える。そうしてバルマーの矢を受け止めるのだった。
「まだだ!」
「この程度で!」
言いながら攻撃をかわしてその剣を受け止める。それにより相手の攻撃を防いだ。
そのうえで反撃に転じる。一斉に総攻撃を浴びせたのだ。
「今度はこっちの番だぜ!」
「これでどう!?」
一斉にビームやミサイルを放つ。まさに総攻撃だった。
無数のビームやミサイル、ファンネルの類が放たれる。アスランもまたその中にいた。
「よし、これだ!」
ロックオンを伝える音を聞きながら言う。
そうしてインフィニティジャスティスを動かし。その攻撃を放った。
ビームがそれぞれのロックオンした相手を貫く。それによりバルマーのマシンを一斉に潰したのだった。
これでバルマーの攻撃は止まった。そしてすぐに返す刀で。
「次はだ!」
「ゲストよ!」
反転するようにしてその攻撃をそのままゲストにも浴びせた。するとだった。
ゲストも回復不可能なダメージを受けた。それを見たセティはすぐに判断を下した。
「総員撤退よ」
「撤退ですか」
「これで」
「ええ。もうこれ以上の戦闘は無理ね」
だからだというのである。
「だから。撤退よ」
「はい、それでは」
「これで」
ゲストはすんなりと撤退した。そしてバルマーも。
「動きは止められたね」
「損害も八割近くになっています」
「よし、下がろう」
マーグも決断を下した。
「これでね」
「わかりました。それでは」
「それにしても」
撤退を決めたうえでさらに言うマーグだった。
「ロンド=ベルだけれど」
「彼等が一体」
「さらに強くなったね」
こう言うのであった。
「前よりもね」
「はい、確かに」
ロゼもそれは感じていることだった。
「それもかなり」
「やはり全艦隊を集結させよう」
マーグは考える顔で述べた。
「そしてそのうえで」
「まずは彼等を」
「うん、地球圏を攻略するにはまず彼等だね」
そう見ているのであった。
「だから各艦隊に指示を出しておいてくれ」
「はい、それでは」
こう話をしたうえで撤退する彼等であった。こうして戦場にはロンド=ベルだけが残った。
しかしであった。今度は北だった。バルト海にシャドウミラーの軍勢が姿を現わしたのである。
「今度はこの連中かよ!」
「また出て来るなんて!」
「おやおや」
彼等を率いているのはアーチボルトだった。
「ここで御会いするとは。これも何かの縁でしょう」
「縁は縁だな」

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