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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十三話 アクセルの決断
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いた。
「むんっ!」
「ふんっ!」
互いに剣を振るう。それは宙で激突した。
凌ぎ合いながら。ここで言うゼンガーだった。
「できるな」
「貴様こそ」
ヴォータンはこう言葉を返した。
「やるものだな」
「しかしだ。俺は倒れはしない」
このことを言うゼンガーだった。
「貴様に倒されることはない」
「ないというのか」
「貴様を倒すことはあってもだ」
「ならばだ」
ヴォータンも退くことなく彼に告げてきた。
「我も。貴様を斬る!」
「よかろう。倒れるのはどちらかだ!」
お互いに激しく斬り合う。彼等の一騎打ちも熾烈なものだった。
しかし戦局は次第にロンド=ベル有利になりその数も減っていく。そして遂に。
「もう限界ですね」
「何っ!?」
「まだだ!」
アーチボルトの言葉を聞いたイーグレット達が騒ぐ。彼等も前線にいる。
「俺達はまだやれる!」
「だからまだだ!」
「戦う!」
「貴方達がよくてもです」
だがアーチボルトはこう彼等に告げるのであった。
「全軍の損害が七割五分に達しました」
「潮時ね」
「はい」
今度はレモンに答えていた。
「その通りです。ですから」
「撤退ね」
彼女は言った。
「これでね」
「そういうことです。それでは」
「くっ、それなら」
「仕方がないのか」
「その通りです。次です」
彼はまた言った。
「撤退しましょう」
「わかった」
ヴォータンもそれに応えた。そしてゼンガーに顔を向けて。
「それではだ」
「撤退するのだな」
「また会おう」
こう言い残しヴォータンも撤退した。こうしてここでの戦いは終わったのだった。
「終わったな」
「そうだな」
ククルは今のゼンガーの言葉に頷いた。
「一先はだ」
「ここでの戦いは終わった」
ゼンガーもこのことはわかっていた。
「そして新たな仲間が加わった」
「アクセル=アルマー」
ククルはその名を呼んだ。
「あの男を信じるのだな」
「無論」
それ以外はないといった口調であった。
「あの男から感じられるものは真だからだ」
「そうだな」
ククルも彼の今の言葉に賛同した。
「それはその通りだ」
「わかっていたのだな」
「わかってはいた」
それは認めるククルだった。
「だが。貴様のその言葉を確かめただけだ」
「そうだったのか」
「そしてその心もだ」
それも確かめたというのである。
「わかった。それはな」
「それは何よりだ」
「おそらく次の戦いはかなりのものになる」
このことも言う彼女だった。
「その時にあの男の力が必要になるか」
「戦いは続く」
また言う彼だった。
「俺もまたヴォータン=ユミルと。そして」
「あの男との決着を着けるのだな」
「その通りだ。では今はだ」
「総員帰
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