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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十一話 己の信じるものの為に
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ンがステラを助け出した時の話である。
「観光案内受けて回ってましたし、戦いの後の観光は」
「そうだったのか」
アラドの言葉を受けてさらに驚くリーだった。
「そういえば君達はスクールだったな。いらぬことを聞いてしまったな」
「いえ、それはいいですけれど」
「艦長って観光お好きだったんですか」
「嫌いではない」
このことも否定しないリーだった。
「妹が特に好きでな」
「妹!?」
「そんなのいたのかよ!」
「嘘だろ嘘!」
皆今のリーの言葉に一斉に騒ぎだした。
「自然発生に生まれたんじゃないのか!?リー艦長ってよ」
「クローンでしょ」
「サイボーグだろ、実は」
「そんなことがあるものか。私にも両親はいる」
いささか憮然として彼等に言葉を返す。
「そして妹もだ。見るのだ」
「げっ、本当にいた」
「しかも」
「結構可愛い・・・・・・」
「今も北京に住んでいる」
モニターにわざと妹の立体写真を見せての言葉である。
「両親と一緒にな」
「ああ、艦長って北京出身でしたね」
「そういえば」
「だからだ。その妹がだ」
「観光旅行お好きなんですか」
「ですから」
「戦いが終わったならば休暇を取って妹を案内したいのだ」
その為だというのである。
「これでわかったな」
「ベルリンかあ」
「確かにいい街ですしね」
「じゃあその妹さんの為にも」
一同の気合がさらに高まった。
「勝つか!」
「そうね!」
全員でアインスト達に向かう。こうして激しい戦いが再開された。
そこにはアルフィミィもいた。エクセレンが彼女の姿を認めて言う。
「やっぱりいたわね、お嬢ちゃん」
「アルフィミィ、今度こそだ」
キョウスケも彼女に対して言う。
「全て喋ってもらうぞ」
「キョウスケ、エクセレン」
アルフィミィはまたあの抑揚のない声で二人を呼んできた。
そうしてであった。
「そして」
「!?」
「な、何だ!?」
「頭の中に声が」
皆彼女の言葉を頭の中に聞いた。
「聞こえる」
「どういうこと!?これって」
「これは」
その中でアヤが言った。
「強力な思念波!?」
「はい」
彼女に対してそうだと答えるアルフィミィだった。
「だいぶ・・・・・・安定してきましたので」
「安定って!?」
「まだ貴女にはなれませんが」
こうエクセレンにも返した。
「まだ」
「何!?」
「私に!?」
キョウスケもエクセレンもまたわからない言葉を聞いた。
「それはまた」
「どういうことなの!?」
「訳のわからないことばかり言って」
「そうよ!」
その彼女にリオとカーラが抗議めいた言葉をかける。
「貴女の本当の目的は何なの!?」
「ここではっきりさせてもらうわよ!」
「・・・・・・・・・」
だが二人
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