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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十一話 己の信じるものの為に
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実は彼はそれを狙っていたのだ。シャドウミラーとインスペクター両軍の衝突をだ。
その時に討つつもりだったのだ。ここでだ。
そしてインスペクターもまた。敵を見据えていた。
「さてと、シャドウミラーもロンド=ベルもいるな」
「そうだな」
ヴィガジがメキボスの言葉に応える。四天王は全員揃っていた。
「それならそれで都合がいい」
「じゃああれかい?」
アギーハがそのヴィガジに対して問うた。
「両方共潰すんだね」
「そうだ」
まさにそれだと答えるヴィガジだった。
「数は我が軍はシャドウミラーの軍とほぼ同等だな」
「その通りだ」
メキボスが彼に答えた。
「数はだ」
「双方五万ってとこだね」
アギーハは双方の数を見て述べた。
「それ位だね」
「ロンド=ベルは数は大したことはない」
「それでどうするんだ?」
メキボスがまたヴィガジに問うてきた。
「あの連中は」
「まずはあの者達をシャドウミラーにぶつける」
それがヴィガジの考えだった。
「若し連中が行かなければだ」
「その場合はどうするんだい?」
「シャドウミラーを攻める」
そうするというのだ。
「我等四天王が中心になってだ。いいな」
「よしっ」
「それじゃあな」
「行くわよ」
インスペクターが動きだした。その頃にはシャドウミラーも動きだしている。しかしであった。シャドウミラーはここで向かうのだった。
「何っ!?」
「こっちに来たよ」
「そう来たか」
「・・・・・・・・・」
四天王達はシャドウミラーの軍勢が攻めて来たのを見てまずは目を見張った。
「我々を先にか」
「そう来るってわけだね」
「それでどうするんだ?」
「こうなっては一つしかない」
ヴィガジは他の三人に述べた。
「シャドウミラーだ」
「よし、わかった」
「行くよ。シカログ」
「・・・・・・・・・」
四人が先頭になり進んだ。一直線にシャドウミラーに進む。それはアクセル達も見ていた。
「まずはあの連中だ!」
「そうね」
レモンがアクセルの言葉に頷く。
「この連中を一気にだ」
「進めよう」
「いいね」
「ロンド=ベルはいいのね」
エキドナが二人に問うた。
「今は」
「ああ、今はな」
「それでいい」
アクセルが言った。
「今はな」
「わかったわ」
アクセルの今の言葉に頷くエキドナだった。
「これで」
「インスペクターを叩く!」
アクセルは言い切った。
「いいな!」
彼等はそのまま向かう。そうして両軍が激突した。
「このまま叩け!」
「それからロンド=ベルだ!」
「いいな!」
双方こう言い合いながら向かって行く。その動きはロンド=ベルも見ていた。
「艦長、シャドウミラーとインスペクターが戦闘をはじめました」
未沙がグローバル
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