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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十話 キョウスケとエクセレン
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いと言った筈だ」
それ以上は言わせなかった。
「違うか、言った筈だ」
「まだそんなことを」
「キョウスケ・・・・・・」
「!?」
「今確かに」
皆今のエクセレンの言葉を聞いた。
「自分から」
「ええ、間違いないわ」
「今確かに」
「何とかするから」
「エクセレン!」
「後は宜しくね」
こう言ったその時だった。
ロンド=ベルに異変が起こった。それは。
「!?」
「動ける」
「間違いない」
そうなのだった。彼等は動けるようになったのである。
「これは一体」
「どういうことなの!?」
「何が起こったの?」
「まさか」
ここでエリスが気付いたのだった。
「エクセ姉様が」
「エクセレン、御前か」
「・・・・・・・・・」
返答はなかった。だが微笑んでいるように見えた。
「エクセレン・・・・・・」
そんなエクセレンを見てアルフィミィは残念そうに言った。
「何処までも私の邪魔を」
「よし、反撃だ!」
「ええ!」
「これで!」
動けるようになったロンド=ベルはここで動きはじめたのだった。
そうして一気に攻勢に転じた。戦局が一変した。
「これでな!」
「いけるわ!」
ジャーダとガーネットが同時にスラッシュリッパーを放ち敵を切り裂く。
「よし!」
「後は!」
「わかっている」
キョウスケが彼等の言葉に頷いた。
「エクセレン、必ず御前を」
「大尉!」
「私達も!」
ブリットとクスハもそれに続こうとする。
「行きます!」
「やらせて下さい!」
彼等が出たその時だった。
「!!」
「これは!!」
二人は同時に異変を感じたのだった。
「真龍虎王が」
「反応してる」
「グウウウウ・・・・・・」
実際に唸る四霊であった。
「しかも四つの霊が全て」
「これは」
「守護者の僕」
アルフィミィはその真龍虎王を見ても言う。
「貴方達も私の邪魔をしますのね」
「ウウウウ・・・・・・!」
「ですけれど」
その真龍虎王に対する言葉である。
「最早貴方達にも私達を倒すことなぞできません」
「それでもだ!」
「そうよ!」
ブリットとクスハはアルフィミィに対して言い返した。
「彼等が御前達と戦うなら」
「私達は彼等と共に戦うわ!」
「何の為にですの?」
「決まっている!」
ブリットがアルフィミィに言い返した。
「御前達からこの世界を守る為だ!」
「はじまりの地を?」
アルフィミィはそれを聞いて述べるのだった。
「それは無駄」
「無駄!?」
「そう。無駄ですの」
「どういうことなの!?」
クスハは思わず反射的に彼女に問い返した。
「それは一体」
「話は後にするべきだ」
だが二人にククルが言ってきた。
「エクセレンを助けたくばだ」
「はい」

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