暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十話 キョウスケとエクセレン
[9/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の側に辿り着き。
「エクセレン!」
彼女に声をかけたのだった。
「目を覚ませエクセレン!」
「・・・・・・我の目的は監査」
しかしエクセレンは謎の言葉を出すだけだった。
「はじまりの地を」
「はじまりだと!?」
「乱す者達を」
エクセレンは誰に答えるまでもなく言い続ける。
「もう一つの・・・・・・眠る」
「何のことだ?」
キョウスケにはわからなかった。彼はさらにエクセレンに言うのだった。
「俺だ、わかっている筈だ」
「キョウ・・・・・・スケ」
反応が見られた。しかしだった。
ここで彼女が現われたのだった。今ここで。
「キョウスケ。ここでも貴方と」
「また御前か」
キョウスケはそのアルフィミィを見て言った。
「今日こそはここで」
「我の目的は監査」
その横で虚ろな目で言い続けるエクセレンだった。
「乱す者達を」
「監査・・・・・・」
ラミアがそれを聞いて呟いた。
「その為にアインストが現われたというのなら」
「それは一体」
「何でございますの?」
「はじまりの地は地球のことか?」
ラトゥーニとシャインの言葉に応える形となっていた。
「それはつまり」
「そうですの」
まさにそうだと答えるアルフィミィだった。
「ですから私は」
「それではだ」
それを聞いたキョウスケがそのアルフィミィに問うた。
「監査の対象は何だ。地球か」
「私の役目は宇宙の監査」
エクセレンがここでまた言った。
「そして私の望みは」
今度はアルフィミィが言葉を出して来た。
「静寂の宇宙」
「何が何をエクセレンに言わせている」
キョウスケはこの中で考えた。
「若しかそれは人ならざるものの」
「はじまりの地、それはまた宇宙を変える」
「私は宇宙を変えたはじまりの地にあらたな力を生むもの」
また二人が言ってきた。
「そして今度こそは正しき血脈を」
アルフィミィの言葉は続く。
「もう一つの血脈を消し去り純粋なク静寂の宇宙を」
「そこまでにしろ」
だがここでキョウスケは言った。
「訳のわからないごたくはだ」
「キョウスケ、貴方はまだ」
「御前が何者か」
そのアルフィミィに告げる。
「何を言いたいのか知らん」
こう言うのだった。
「だが」
「だが?」
「御前の都合とエクセレンは関係ない」
「私とエクセレンが?」
「そうだ」
言い切ってみせたのだった。
「返してもらうぞ」
これが彼の言いたいことだった。
「いいな」
「関係ない?」
アルフィミィはこの言葉に反応してきた。
「いえ」
「何だ?」
「貴方にはわかっている筈ですの」
こう言うのであった。
「キョウスケ、私は」
「何だというのだ」
「私とエクセレンは」
その言葉を続ける。
「まさしく」
「関係な
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ