暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十話 キョウスケとエクセレン
[7/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
あっても!」
「だがあいつは既に」
「いや、できる!」
ここで叫んだのはタケルだった。
「できます、俺にはわかります!」
「タケルか」
「はい、俺の言葉を信じて下さい」
こう彼に告げるのだった。
「できるのは大尉しかいません」
「俺だけか」
「そうです。大尉がですね」
キョウスケに対して言葉を続けていく。
「中尉の心に強く訴えかけるんです」
「それでか」
「そうです、それです」
まさにそれだというのだった。
「そうすれば必ず・・・・・・!」
「できるのは大尉しかいないんだ!」
一矢も言ってきた。
「あの人を救えるのは!」
「ナンブ大尉」
そしてルリもだった。
「ここは正念場です」
「エクセレンをどうするかか」
「それに」
今度はイルムが言ってきた。
「あんただけなんだよ」
「俺だけとは?」
「今動けるのはな」
こう彼に言うのだった。
「俺達の中で」
「確かに」
「今は」
皆もこれはすぐにわかった。
「キョウスケさんしかいません!」
「そうですよ!」
「ですから!」
そして考えも同じだった。
「ここは何があっても!」
「エクセレンさんを!」
「それにだよ」
ここで万丈も言ってきた。
「ナンブ大尉。惚れた女の子を助けるのはね」
「何だというのだ?」
「男の役目だよ」
こう言うのだった。
「それこそがね」
「その通り!」
イルムも言った。
「これでもエクセレンを落とすっていうのかよ!」
「しかしだ」
だがまだ躊躇いを見せるキョウスケだった。
「そちらがその状況では」
「ノープロブレム!」
「その通り!」
ハッターとフェイが応えてきた。
「この程度はどうということはない!」
「動けなくて何だっていうの?」
「幸い敵の攻撃はかわせる」
「その程度は動ける」
ギルとレドンの言葉だ。
「それなら何の問題もない」
「どのみち敵は向こうから来る」
「それならよ」
「こっちはやっつけるだけ」
「簡単ね」
シルビー、デボラ、ジェニファーも言ってきた。
「だから安心して」
「私達はどうとでもなるわ」
「それよりもよ」
「行け」
テムジンは一言だった。
「それだけだ」
「何も心配することはない」
そしてクリアリアも。
「中尉を助けるんだ」
「そういうことです!言って下さい!」
シローが叫ぶ。
「俺達はどうとでもなります!」
「いい?大尉」
クェスもだった。
「チャンスは今だけよ」
「今だけか」
「これを逃したら二度と」
「それに」
今度はギュネイだった。
「大尉なら絶対にやれるんだよ」
「信じることだね」
キャラは微笑んでいた。
「自分をね」
「俺自身を」
「わかったのなら進むべき道は一つ」
マシュマー
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ