暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十話 キョウスケとエクセレン
[12/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ケは彼女に問うた。
「それはどういうことだ!」
「そうすれば私は」
だがアルフィミィはその問いに答えなかった。
「それで・・・・・・」
こう言い残して姿を消したのだった。気付けば他のアインスト達も何処かへと消えていた。
「消えた」
「中尉は!?」
皆ここでエクセレンを見た。
「う、うう・・・・・・」
「よし」
その禍々しい形になったヴァイスリッターを見て言うキョウスケだった。
「後はあのマシンだけだ」
「大尉」
ライが彼に問うた。
「何か策が」
「あるのかよ」
リュウセイも彼に問う。
「どうやってこれから中尉を」
「機体を行動不能にする」
まずはそれだというのだった。
「その後であいつを引き摺り出す」
「過激ね」
「けれどそれしかないんだな」
皆それを聞いて言う。
「それなら大尉」
「それで」
「いや」
しかしここでレビがキョウスケに言ってきた。
「それでは駄目だ」
「駄目だというのか」
「あの邪念はある場所に集まっている」
彼女はこう言うのだった。
「額の赤い玉にだ」
「赤い玉?」
「そうだ、そこにだ」
見ればだった。ヴァイスリッターの額に確かに赤い玉があった。それを見る。
「あれか」
「そうだ、あれだ」
まさにそれだというのだ。
「あの赤い玉を潰せばだ」
「そういうことか」
ヴィレッタがそれを聞いて言った。
「あの部分が受信機なのだな」
「それじゃあですのね」
エイナが問う。
「あの赤い玉を潰せばエクセレンさんは」
「そうだ」
レビは彼女の問いにも答えた。
「操り糸は消える筈だ」
「おい、大尉!」
剣人がそれを聞いてキョウスケに問う。
「できるな!」
「やるしかない」
これがキョウスケの返答だった。
「いや」
「いや?」
「やってみせる!」
こう言い換えたのだった。
「何としてもだ」
「よし、その言葉だ」
刹那が今の彼の言葉に頷いた。
「ヴァイスリッターの動きは任せろ」
「手伝ってくれるのか」
「無論」
刹那の返答に濁ったものはなかった。
「仲間だからだ」
「・・・・・・そうか」
それを聞いてキョウスケの目が座った・
「後は撃ち貫く!」
「まずはヴァイスリッターの動きを!」
「よし!」
全員でその両手と両足を即座に撃ち抜いた。
これで動きを止め。そのうえで、であった。
「大尉、後は!」
「やれ!」
「これで終わらせる」
エリアル=クレイモアの構えだった。そうして。
「エクセレン!」
彼女の名前を叫んだ。そのうえで今その赤い玉を貫いたのだった。すると。
「ううう・・・・・・」
「ヴァイスリッターが怯んだ!」
「今だ!」
皆でキョウスケに告げる。
「中尉を!」
「ここで!」
「わかっている
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ