第百五十九話 白騎士の心
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は青ビキニである。水玉になっている。
「とてもね」
「やれやれ、やっぱりハマーンは二十一歳ってことね」
「若さが出てるわ」
そうなのだった。ハマーンはまだ二十一歳なのである。
「スタイルもいいしお料理もお洗濯もできるし」
「よく考えたらパーフェクトよね」
「で、おばさん達は相変わらずなんだな」
「死になさい!」
ここでまた減らず口を叩いたシンを速攻でプールに蹴り入れるミサトであった。
「誰がおばさんよ!まだ二十九よ!」
「女は三十路からがはじまりよ」
リツコも言う。
「それでよく言ったわね」
「あぐぐぐぐぐぐ・・・・・・」
「それはいいんですけれど」
ここでアクアは戦闘用のスーツとあまり変わらない黒の水着で彼女達の前に出て来てプールの中のシンを見ながら言うのだった。
「あの、シン準備体操していないんじゃ」
「そんなのどうでもいいわよ」
「そうよ」
そんなことは構わないという二人であった。
「このまま死んでもね」
「全然平気だから」
「女の年齢を言うのはタブーだっていうのに」
タリアもまた言うのであった。
「毎回毎回全く」
「まあ自業自得ですけれどね」
実際のところアクアもそれは否定しなかった。
「死なないとわからないでしょうし」
「どうせ生き残るしね」
「しぶといから」
それもよくわかっている二人であった。実際にシンは見事生き残った。
「全くあんたは」
「何考えてるのよ」
そのシンにピンクのビキニのルナマリアと緑のワンピースのメイリンが言ってきた。
「毎回毎回同じこと言って」
「準備体操しないでプールの中は本当に死ぬわよ」
「冗談抜きで今度は死に掛けたぜ」
四つんばいになって口から水を吐きながらの言葉であった。
「ミサトさんもとんでもないことするな」
「あんたが悪い」
「そうよ」
しかしそれはそうなるのだった。
「それにしてもよ」
「あんたカナヅチだったっけ」
「アカデミーで泳ぐのもやってるだろうがよ」
シンはこう二人に返したのだった。
「それもちゃんとな」
「まあそうだけれどね」
「それはね。けれど」
ここでメイリンはアヤを見る。その水着は。
「アヤさんのスタイルも凄くない?」
「うっ、確かに」
それはルナマリアも認めるところだった。あまりにも豊かな胸とくびれた腰に赤と黒の二色のビキニが見事に映えている。隣のクスハも水着こそ黒のワンピースと大人しいものであるがその胸はかなりの大きさを誇っている。
「スタイルにも自信あったのに」
「あれには負けるわよね」
「ええ、確かに」
姉妹でそれを認めるのだった。
「あの見事さにはね」
「どういったものかしら」
「気にしたら負け?」
こう言ったのはステラだった。水色のビキニである。やはり彼女もそのスタ
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