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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十八話 純粋なる存在
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「それとも関係があるのかしら」
フィオナも言う。
「ひょっとして」
「向こうの世界につながる何かとかか?」
ジョッシュはそうではないかと仮定を立てた。
「奴等の世界に」
「そうね。それでその世界は」
リムが彼の言葉を受けて述べた。
「アインストの世界になるわね」
「アインストの世界」
「どういった世界か」
ウェントスにもグラキエースにも想像しにくいものがあった。
「それは一体」
「禍々しさこそ感じるが」
「とにかくです」
ここでラージは話を現実に戻してきた。
「我々はこれからどうしましょう」
「そうですよね」
ミズホも彼の言葉に頷いた。
「これ以上アイスランドに留まっていても」
「一旦ヘブンズベースに入るとしよう」
こう言ったのはシナプスだった。
「そこの連邦軍の基地で整備及び補給を受ける」
「わかりました。それじゃあ」
「今は」
彼等は多くの疑問を感じながらヘブンズベースに入った。アインストの謎はまだ解けてはいなかった。

第百五十八話完

2009・10・14
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