暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十六話 邪神に魅入られた処女
[10/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ロだった。
「俺は元々右利きだったしな」
「思いこんだら?」
それを聞いたマリューが最初に思い浮かべてしまった言葉である。
「これって。タキシードじゃなくて」
「アムロ中佐って本当に」
「色々ある人なんだ」
ミリアリアとサイがそのことを再認識した。
「何かそういうのって羨ましいけれどね」
「だよなあ、やっぱり」
トールとカズイは素直にそんなアムロを羨ましいと感じていた。
「全く。俺も人のことは言えないけれどな」
「だよなあ、カイさん」
剣人がそのカイに突っ込みを入れる。
「俺もそう思うよ」
「どっちがどっちの声なんだ?」
ハヤトは一瞬カイと剣人の区別がつかなかった。
「一体」
そんな話をしながら戦っていた。彼等は徐々にイギリスの海岸に近付いていた。
「思ったより楽だわね」
「はい、確かに」
ジェーンは愛機のディープフォピドゥンを駆って前の敵をその鎌で左右に切っていく。プレアはその横でやはり接近戦で敵を寄せ付けない。
「まずは、ですけれど」
「そうね。まずは、ね」
言葉は限定であった。
「上陸はできそうね」
「それで向かう先は」
「決まった」
プロフェッサーが二人に言ってきたのだった。
「ストーンサークルだ」
「そこね」
「そこにですか」
「ロンドンには行かない」
このことも話すプロフェッサーだった。
「わかったな」
「はい、それじゃあ」
「そこにですね」
「カラスさんの提案を受けた」
やはり彼の考えなのだった。
「ここはな」
「ストーンサークル」
カナードが最早誰もいなくなった目の前を駆け上陸せんとしていた。敵は殆どいなくなってきていた。
「そこでなのか」
「そういえばよ」
キースが空からその僅かに残った敵を掃討しながら彼に言う。
「あれは何でできたか、誰が作ったか知ってるか?」
「いえ」
首を傾げて答えるカナードだった。
「確か目的も誰が作ったのかも」
「そうだよ、わかってないんだよな」
キースが言いたいのはこのことだった。
「全くな」
「けれどそれは」
ここで言ったのはオルセンだった。
「アインストと関係あるのかな」
「アインストとか」
「ええ、あの連中がいるってことはですよ」
今度はアルフレッドに対して答えるオルセンだった。その間に者こっている敵を倒していく。
「やっぱり何か」
「そう考えるのも当然だな」
アルフレッドも彼のその言葉に対して頷くのだった。
「いるってことはな」
「じゃあやっぱり」
「即断は避けるべきだ」
アルフレッドは今はそれは避けるというのだった。
「しかしな。確実に何かあるな」
「まずはそこに行ってからだな」
キースは既に上空からイギリス本土に入っていた。
「上陸してな」
「上陸できました!」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ