暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十六話 邪神に魅入られた処女
[8/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を思い出すな」
「そうね」
セイラがカイの今の言葉に頷いた。
「そうした動きね。確かに」
「俺もそういうのに乗ればよかったかね」
カイはここでこんなことも言うのだった。
「こりゃな」
「確かズゴックも貰ってたけれど」
セイラはそのカイに対して言ってきた。
「どうするの?ガンダイバーもあるけれど」
「いやあ、もう出撃してるしな」
いつもの量産型ニューガンダムの中からの言葉であった。
「それもなあ」
「じゃあ止めておくのね」
「残念だけれどな」
実際にかなり残念そうな今のカイの台詞だった。
「そうしておくさ。今は」
「じゃあこのままファンネルでの攻撃を御願いするわね」
「ああ」
セイラの言葉にこくりと頷く。
「じゃあセイラさんは」
「このリ=ガズィだけれど」
彼女は今それに乗っているのだった。
「いい感じね。コアブースターにも似ていてね」
「何かセイラさんは相変わらず戦闘機乗りなんだな」
「その方が合ってるわね」
それを自分でも認めるセイラだった。
「スレッガーさんも」
「俺は結構色々乗ってるけれどな」
メタスからの言葉である。
「それでもまあそうだな」
「そうですね。戦闘機乗りですよね」
アムロからの言葉である。
「スレッガーさんもどちらかというと」
「それで御前さんはガンダムだな」
笑ってそのアムロに返すのだった。
「ハイニューガンダムか。またすげえもんだな」
「こいつは。俺が設計しまして」
アムロ自身の設計であるのだ。
「考えて作ったんですけれどね」
「それでその性能か」
「これならゲストやバルマー帝国のどのマシンにも負けません」
その自信はあるのだった。
「地球を。皆を護る為にも」
「御前さんのタイプは変わってないが御前さんは変わったな」
「そうですか?」
「全く。一年戦争の頃はどうしようもない奴だったのにな」
「そうね。本当に」
セイラもここでおかしそうにくすりと笑うのだった。
「あの時のアムロはね」
「それが信じられないんですけれど」
シンジが話に入って来た。彼のエヴァも水中でアインストの大軍を相手にしている。今はそのナイフで左右の敵を次々に断ち切っている。
「アムロさんがそんな」
「いやいや、本当だったんだよ」
「あの時は大変だったよ」
カイとハヤトがここでそのシンジに語る。
「もうよ。内向的でよ」
「すぐにいじけてね」
「それ何度も聞いてますけれど」
「キラの最初の頃みたいなな」
「手を焼いたよ」
こうシンジに話す二人だった。
「本当に戦争に向いてない性格でな」
「それがかなり変わったけれど」
「確かにアムロは変わったな」
それを最も知るブライトの言葉である。
「あの時はどうにもならないと怒ったものだが」
「いや、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ