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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十六話 邪神に魅入られた処女
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ここで言ったのはトビアだった。
「僕が一番乗りですね」
「お見事ですよ、トビア君」
カラスはその彼の言葉を聞いて微笑んだ。
「ですがまだ戦いは終わりではありませんよ」
「はい、カラス先生」
今は完全に教師と生徒になっている二人だった。
「周りの敵を倒さないとですね」
「敵はまだいます」
その通りだった。まだ多くの敵が残っていた。
彼等を斬りながら他のメンバーの上陸を助ける。見れば海中では魔装機がかなり健闘していた。
「水の中なら!」
テュッティがそのグングニルを突き出し前の敵を貫く。槍の動きもかなりのものだ。
デメクサやシモーヌ、ジノもいる。彼等もまた周りの敵を次々と倒している。
「やっぱり水属性の魔装機はかなりのものね」
「そうだな」
ベッキーとファングがそれを見て言う。
「水の中だと特に力を発揮するのね」
「おかげでこうした上陸作戦には助けてもらう」
「じゃあファング」
ベッキーはそのファングに対して告げてきた。
「あんたもよ」
「俺か」
「早く上陸しなよ」
微笑んで彼に言うのだった。
「上陸できるのはできるだけ上陸してね」
「そのうえで対岸にいる敵を倒せ、か」
「そういうことさ。あたしが援護するよ」
言いながら砲撃を繰り出し対岸にいるアインスト達を撃破していく。それで道を開けていくのだった。
「ほら、こうしてな」
「よし、それではだ」
前に出るファングだった。彼は見事上陸を果たした。そのうえで周りの敵を倒していく。
「よし、次はよ!」
「わいが行くで!」
「拙僧もよ!」
今度はロドニーとティアンが上陸した。
「さあ、どんどん続けや!」
「さもなければ拙僧が敵を倒し尽くしてしまうぞ」
「それならそれでいい」
アハマドはティアンのその言葉を聞いて述べた。
「俺も今から行かせてもらうだけだ」
「アハマドは相変わらずね」
シモーヌは海中で戦いながら彼に言った。
「それがらしいっていえばらしいけれどね」
「そうですね。本当に」
ザッシュは火属性の魔装機が苦手な水中戦を避けて空から攻撃を加えていた。
「僕も早いうちに上陸して」
「早く行け!」
コクピットの中のエリスは強気だった。
「さもなければやられちまうだろ!」
「エリス嬢の言う通りだな」
ジノは水中で戦い続けている。
「行ける者は早く行くべきだ」
「その通りだ」
ヤンロンもまた空にいた。
「火や風の属性の者は特にだな」
「じゃあ私はまだここですね」
デメクサは口調は呑気だが目の前の敵をそのダもクレスの剣で両断していた。
「自分のペースで戦わせてもらいます」
「はい、ゲンちゃん」
ミオがハイファミリアで前の敵を倒してゲンナジーに告げてきた。
「道開いたわよ」
「・・・・・・わかった」

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