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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十四話 未来をこの手に
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しよう」
そう言うと共にであった。今ビッグオーから巨大な砲が現れた。
「ビッグオー、ファイナルステージ!」
その言葉が出て。
砲撃が行われた。白い光が放たれるのだった。
「ロジャー=スミスの名において!」
ロジャーは攻撃を放ちながら叫ぶ。
「これで終わらせる!」
「何っ!」
その光は神とて避けられるものではなかった。瞬く間にその神を貫きそのうえで倒してしまったのであった。
「馬鹿な、神を。神である私を」
「これでこの世界での責務は果たされた」
ロジャーは今爆発しようとするジェイクラップスを見ながら述べた。
「これでだ」
「おのれ・・・・・・だが」
「だが?」
「この世界が残るのは僅かな間だけだ」
呪詛の言葉ではなかった。
「僅かなな。間だけだ」
「それはどういうことだ?」
「やがてわかる」
ジェイは断末魔の中で言うのであった。
「やがてな。それだけは言っておこう」
「そうか。どうやらだ」
ロジャーはジェイのその言葉を聞いてそのうえで述べた。
「私の戦いはまだ続くというのだな」
「そして思い知るのだ」
炎に包まれていくコクピットの中での言葉であった。
「己の。人の無力さを」
こう言い残し消えていくジェイだった。何はともあれロジャーは神を倒したのだった。
「ロジャー」
「ここでの戦いは終わった」
ロジャーはドロシーに告げた。
「これでな」
「そうだな。それはよしとしよう」
「そうね」
「しかしだ」
だがそれでも彼は言うのだった。
「まだ戦いは続く」
「まだなのね」
「だが。必ず終わる」
ロジャーの言葉は続く。
「人の勝利でな」
「そうね。じゃあ」
「行こう」
今度は一言だった。
「次の戦いの場にだ」
彼は既に決意していた。そうして今立っていた。戦いはこれで終わりではなかった。
綾人はヴァル=アと対峙している。戦いは彼が有利に進んでいた。
「おのれ・・・・・・」
綾人は神を圧倒していた。苦い声を出しているのはヴァル=アであった。
「我より上の神だというのか」
「それは違うね」
ここでも万丈が言ってきたのだった。
「綾人君は人間だ」
「人間!?戯言を」
ヴァル=アは彼のことばを否定しようとした。
「現に我を」8
「確かに姿はそうさ」
その姿は万丈も確かに見ていた。
「しかし」
「しかし?」
「その心は人間だ」
こう言うのであった。
「だからさ。今君達と戦っているのさ」
「人間だからか」
「何故彼が今ここで姿を現わしたのか」
このことまで話す万丈だった。
「それは」
「それは?」
「遥さんの為さ」
「えっ・・・・・・」
いきなりこう言われた遥は驚きの声をあげるしかなかった。
「万丈君、今何て」
「そのままですよ。綾人君はま
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