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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十三話 明かされた謎
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神が私に仕事を依頼したのだ。彼を仲介して」
「それが四十年前」
「ロジャーさんがこの街の謎を解く様にと」
「そういうことだ。神も様々だ」
彼はこのこともわかったのだった。
「どうやら対立する二つの軸があるようだな」」
「そしてその神がロジャーさんにビッグオーを一機手渡した」
「パラダイムシティの謎を解く為に」
「そうなる。そしてそれならばだ」
ロジャーの考えは決まっていた。それならばであった。
「私の取るべき手段は一つ」
「ビッグオーに乗るのね」
「そうだ」
ドロシーに言葉を返す。
「それだけだ」
「わかったわ。それじゃあ」
「乗ろう、ドロシー」
自分から彼女を誘ってみせた。
「そしてこの街での最後の戦いに」
「ええ」
「ビッグオー」
早速そのビッグオーに乗り込む。そして高らかに言うのであった。
「ショーーータイム!」
その言葉と共に今ロジャーのビッグオーが姿を現わした。そして他のロンド=ベルのマシンも。彼等は千機のビッグオーに向かうのだった。
戦いはまずはあっけなく終わった。しかしそれに留まらなかった。
「何っ、また出て来た!?」
「またビッグオーが千機」
そうなのだった。あらたなビッグオーが出て来たのだ。また千機であった。
「倒してもまた出て来るのかよ」
「それじゃあキリがないの?」
「いや」
しかしここでロジャーは言った。
「必ず何かがある」
「何かが」
「じゃあそれを見つけるまでは」
「戦い続ける」
こう言うのであった。
「そうすれば必ず道が開ける筈だ」
「そうね」
彼の今の言葉に頷いたのはドロシーだった。
「それはきっとあるわ」
「そう。アル=イー=クイスは完全の存在ではない」
今度はこうしたことを言うロジャーだった。
「今まで私達はその目論見を崩してきた」
「なら今度も」
「崩すだけですね」
「その証にだ」
またロジャーは言った。
「今姿を出してきている」
「何っ!?」
「姿を?」
「そこね」
ドロシーが気付いた声を出した。
「ロジャー、あそこなのね」
「そうだ、行くぞドロシー」
「ええ」
街の一際高いビルに向かう。見ればそこには。
「亀裂!?」
「ビルに亀裂が」
「空間の裂け目だ」
ロジャーはその亀裂が何かを見破っていた。はっきりと。
「神はそこにいる。ならば」
「ビッグオーで」
「やってみせる!」
サドンインパクトを浴びせる。するとそこから。
アル=イー=クイスの神々が姿を現わしたのだった。ビルが崩れるのと共にその姿をそれぞれ出してきたのであった。パラダイムシティに。
「何故だ」
「何故我等がこの街にいるとわかったのだ」
「しかもここに」
「崩壊しようとする世界には必ず亀裂が生じる」
その彼等に対して告げ
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