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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十一話 命の華
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力であった。
「もう正面にいる敵薙ぎ倒して」
「あっという間に目的地まで行きそうじゃない」
「化け物みたい」
まさにその域に達している戦いぶりであった。
「まあそのおかげで」
「間も空いたし」
「そこに入れば」
実際に三人が空けたその間に入って切り込んでいくのであった。
敵はまずは左右に断ち切られていく。そうして先頭を行く三人はほぼ直感的に立ち止まり目の前に一斉攻撃を仕掛けたのだった。
「ここだっ!」
「殺滅!」
「受けろ」
三人が攻撃を浴びせるとそこにはメメントメリがあった。最初のものよりも遥かに巨大なものが姿を現わしたのであった。その空間に。
「何っ!?」
「馬鹿な!」
「そんな!」
イノベイター達はそのメメントメリが姿を現わしたのを見て驚きの声をあげた。
「メメントメリの位置がわかった!?」
「そんな、まさか」
「そのまさかだ」
ティエリアが驚く彼等に対して告げた。
「君達だけが何もかも知っているとは思わないことだ」
「くっ、ティエリア」
「裏切り者が何を」
「僕は裏切り者ではない」
忌々しげな口調の彼等に対して述べたのだった。
「僕は人間だ。人間として戦っているだけだ」
「それだけだというの!?」
「イノベイターでありながら僕達につかずに」
「君達は何もわかってはいない」
こう彼等に返すのだった。
「何もかもわかっているつもりでいながら何もだ」
「愚弄するのか、僕達を」
「人を正しく導く私達を」
「戯言だ。人を導くのは人だ」
なおも彼等に対して返す。
「神になったつもりの人ではない!」
「僕達が人だろ!?」
「まだそんなことを!」
「嘘じゃない。その証拠に僕は今ここにいる」
自分のことも言うのであった。
「ロンド=ベルに。アニューもまた」
「そうよ。私もよ」
アニューもここで言う。
「私も人間よ。だから」
「何もわからずに」
「そんなことを」
「わかっていないのは君達だ」
話は完全に平行線であった。
「そして何もわからないうちに滅ぶんだ」
「なら滅ぼしてみせるんだね!」
「私達を!」
彼等はいよいよ逆上してきた。そうしてメメントメリからあるだけの戦力を出してきたのであった。
「あれで全てですか」
「そうみたいですね」
エゼキエルに対して美穂が答える。
「もうメメントメリ内部には反応はありません」
「わかりました」
「では艦長」
サリーがそのエゼキエルに問う。
「どうされますか」
「総攻撃です」
それだというのである。
「今はそれが一番です」
「はい、それじゃあ」
「このまま周囲に攻撃をしていきます」
「時を見て変形します」
こうも言うのであった。
「それで宜しいですね」
「わかりました」
「その準備もしておきま
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