スーパーロボット大戦OGs
0110話
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事があったな。
「ラミア・ラヴレス、ベーオウルフはどうなった? 死んだか?」
「残念ながら生きちゃって……いえ、生存は確認されました。ですが重傷で戦列へ復帰するのは無理でしょう。再起不能と言っても構わないと思います。アルトアイゼンも大破。修理よりも新造した方が早い有様です」
……ラミア。お前は確かに自我を確立してWナンバーズと呼ばれる存在ではなくなった。だが、まだまだ成長途中だな。原作でも言われていたが、自分と親しい人間が死んだとしたらそんな涼しい顔をしてはいられない。もっとも、レモンがこの様子を見たらまだ成長する事が可能という事で喜ぶだろうが。
「これで俺の憂いが消えたな。……もっとも、それが本当ならだが。やはり貴様はまだ人形から抜け出し切れてはいないな」
「どういう事ですか、隊長?」
「本当に人間になりたいのなら自分で考えて自分で答えを出すんだな。……さて、戯れ言はここまでで構わないだろう。そろそろ戦闘の時間だ」
左手にガン・レイピア。右手にアダマン・ハルパーを装備する。
「先程までのラウルとの戦いとは違って、今度は1対3だ。……手加減は出来ないが、構わないな?」
「アクセルさん、どうしてもやらなきゃいけないって言うのかよ」
ラウルが通信で聞いてくるが、笑みを浮かべて口を開く。
「そうだ。お前がそのエクサランスを俺達に奪われたくないというのなら……この場を切り抜けるには俺を倒すしかない」
「奴の言う通りだ。あの男はとてつもない腕利きパイロットで、1対3とは言えまともに戦ってはこちらが不利だ。悪いが全力で行かせて貰う」
「そうだ、ヘリオス。それでいい。お前達はより強くならなければいけない。そうでなければ俺はおろか、インスペクターやアインストを倒す事すら出来ない」
「ならば隊長……ここでケリをつけてみせる!」
ミラージュ・ソードを構えたアンジュルグと、プラズマソードを構えたエクサランス・フライヤーがこちらへと迫ってくる。
その背後ではゲシュペンスト・タイプRVがM90アサルトマシンガンでこちらを狙っていた。
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