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銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]
招く声
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第23管理世界ルヴェラ。
ミッドチルダから船にのり此処までくるのにかなりの時間がかかった。
此処に来た理由は一人の少年をとある遺跡に行かせるため。
そこで破損プラグシュト(ロゼック-4th)と接触させりため。
何処にいるかは予想がついている。
町外れの教会。
そこにいるはず。
「カルヤが捕まらなければカルヤこ仕事だったのに。」
独り言を言っても誰も反応しない。
何故なら僕しか此処にはいないから。
それにしても可笑しな話。
大将である僕を護衛なしで任務に行かせるなんて。
と言うかなんでディアは「一人で行け。」なんて言ったのかな?
普通は他の人に任せてもいい物だけど。
て言うかこの世界の夜は寒すぎだよ。
薄着で来た僕がバカみたいだ。
そう言えばシュテルが「その格好で大丈夫ですか?」などと言っていたような。
この世界のこと知っているならしっかり教えて欲しかった。
そうすればこんなに苦労しなかっただろうに。
本当に寒い。
そしてかなり眠い。
此処で寝たらまずいのは知っているけどかなり眠い。
僕は明かりがあるのを肉眼で確認出来た。
「トーマ君を探すのは後にして少し何処かで休もう。」
僕は力の限り走った。
だんだん力は抜けて足が止まった。
いや違う。
止まったのは違う理由があった。
僕が止まったのはなんと一日で目的地に辿りついていたからである。
とにかく僕は今日泊まる宿を探した。
「彼処は何か良さそう。」
僕は他の建物よりガッチリしてそうな宿を選んだ。
「いらっしゃいませ。」
「此処に泊めてほしいのですけど。」
「一名様ですか?」
僕は頷いた。
「代金は12000です。」
高い。
一人でこの値段。
僕の財布から三枚のお札が消えた。
「部屋は一番奥になります。」
僕はもうくたくた。
部屋に着くなり寝てしまった。


翌朝は何時もよりも起きるのが早かった。
「それでは遺跡に向かう道で張り込むとしますか。」
僕はすぐさま宿を出た。
遺跡に向かう道で多くの運搬車を見た。
情報がないため確かなことは分からなかった。
それでも僕はトーマ君に早く来てもらわないと困る。
僕は管理本部で仕事がたくさんある。
こうしている間にもどんどん増えている。
「あの?こんなところで何をしているんですか?」
なんか聞こえたけど気のせいかな?
「あの?聞こえてますか?」
あれ、まただ。
僕は後を振り返った。
するとそこにはついているのかトーマ君がいた。
「その。遺跡に面白いものがあるのでいく人に紹介しようと思いまして。」
「へぇー。そうなんですか。それじゃあ行ってみます。ありがとうございます。」
トーマ君は遺跡の方向に歩いていった。
「それじゃあ帰りますか。」
僕は本部に戻ること
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