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決戦
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な剣。その攻撃は回避不能だ。しかし、ありえないことが起きる。

 絶対に回避不能なはずのオーバーアシストの攻撃を避けたのだ。

「なぜこの力を避けることが出来る!!」

 先ほどの異常な光景を見て表情は焦りに変わる。

「俺は名前通り、いろいろなものを変換させることが出来るんだよ。攻撃は、俊敏に振られているものを筋力にして、速くなりたいときは俊敏に振る。まあ、さっきのは管理者権限(アドミニ)を使ってお前と同じくオーバーアシストを使っただけだ。それにこんなことも出来る」

 そう言って手を地面に当てるとそこから引き抜くように手を引く。すると、そこからはゲツガの使っていた剣とまったく同じものが出てくる。いや、造られていると言ったほうが正しいかもしれない。

「ふざけるな!!なぜ貴様が管理者権限(アドミニ)を持っている!!それに、なぜそのような力が使える!!そんな力私の世界に存在しない!!貴様は本当に何者だ!!」

 そう叫ぶとチェンジャーは剣を消してから、飛び出して攻撃を開始する。攻撃の手はまったく緩ませないで話し始める。

「俺はあの方の手駒だ。それ以上でもそれ以下の存在でもない」

「どういうことだ!!」

 攻撃をチェンジャーはゲツガと同じ持ち方で弾いていく。しかし、少し違和感の覚える防御の仕方に気付いた。

(突きや背中への攻撃をかばっている)

 そのことに気付くと一か八かの賭けに出た。身体を盾で隠して、突撃する。

「その攻撃はうぜぇんだよ!!」

 そう言ってチェンジャーは盾に武器殺しを使い盾を破壊した。しかし、盾が破壊されることを予想していたため、腕を盾を手で持っていたため腕を失わずにすんだ。そして、今度はチェンジャー、もといゲツガの両手剣を握る片腕を切り落とした。その時に右目も切りつけることもできた。

「それで!!」

 チェンジャーは落とされた剣を蹴り上げ、剣先の方向を変える。そしてもう一度蹴り飛ばし、剣を持たない腕を突き、肩から斬り落とした。片目を失っていたおかげで目測がずれたのか、剣を持ってないほうが落とされた。

「クッ!!」

 しかし、攻撃に怯まずにチェンジャーもとい、ゲツガの身体に剣を突き刺した。

「何しやが……」

 急にゲツガの身体にノイズが走る。

「てめぇ、何しやがった!!」

「私にも何が起こってるのかわからないよ。だけど、君の身体は背中の守りが硬かったからね。もしかしたらと思っただけだよ」

「何いって……」

 そう言って、大きなノイズがゲツガの身体を走った。

「ガハッ……!!」

「どうやら、戻ってきたみたいだね。ゲツガ君」

「そうみたいだな……」

 その身体の所有権はチェンジャーではなくゲツガ
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