第二章
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らないと」
「喋ってたわよ」
「何処がよ」
「いや、ちゃんと喋ってたわよ」
聡美は少しきょとんとした顔で私に言ってきた。
「私もね」
「そうなの?」
「うん、ちゃんとね」
「声が小さかったのね」
確かに聡美は脱力系だけれど素直だ、嘘は言わない。私は彼女のそうしたところも知っている。
「そうなのね」
「何度かね」
「三時間もいたのに何度も?」
「だって式君無口だし」
そして聡美も自分からは言わない娘だ、私が話しかけて今も話している。
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