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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十話 因果応報
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るわよ!」
ネーナはここでも荒れ狂っていた。
「さあ来なさい。片っ端からやっつけてやるわ!」
「成程、ここで死ぬつもりなら」
「容赦はしねえぜ!」
ヨハンとミハエルの前にそれぞれグラハムとパトリックが姿を現わした。
「ここで貴様の罪を償ってもらう」
「覚悟はいいな!」
「僕達を倒せるのならな」
「そうするといい」
二人も彼等のその言葉を受けるのだった。
「喜んで戦わせてもらおう」
「今ここで」
「いいだろう。それではだ」
「行くぜ!」
グラハムは両手の剣を構えて突進しパトリックは間合いを取ってビームライフルを放つ。まずはこの二組の戦いがはじまった。
そしてネーナのところにも。彼女が来たのだった。
「いたわね!」
「ふん、また来たのね!」
二人は互いに言い合う。
「ここで!皆の・・・・・・そして私の仇!」
「言っておくわ。あたしは何をしてでも生きてみせるわ!」
早速激しく上下左右に動き回りながら互いに攻撃を出し合う両者だった。
「取ってみせる!」
「やれるものならやってみせなさいよ!」
二人の攻撃はまさに互角だった。どちらも一歩も引かない。
しかしだった。それを見ている刹那が共にいる沙慈に対してこう告げたのだった。
「今だ」
「今?」
「そうだ。伝えろ」
こう彼に告げるのである。
「左だ」
「左!?」
「左に照準を合せろ」
告げる言葉はこれであった。
「そう伝えれば勝てる」
「そう。それじゃあ」
誰に伝えろというのかは最早愚問だった。彼は刹那の今の言葉を受けてすぐに通信を入れた。そしてこう彼女に告げたのだった。
「ルイス!」
「沙慈!?」
「左だ!」
刹那に言われた通りの言葉だった。
「左を撃つんだ!そこを!」」
「左を」
彼のその言葉を聞いて一瞬だが眉を動かした。
「そこを撃てば」
「君の仇が取れるんだ!」
かなりダイレクトな言葉であった。
「だからそこを!早く!」
「わかったわ」
ここまで聞けば充分であった。
「それなら・・・・・・!」
「動きが遅いのよ!」
ネーナは彼等のやり取りを知らずこうせせら笑ったのだった。
「それならね!こっちだって!」
「左!」
ルイスがそこにビームを放った。するとだった。
自然にそこに来たガンダムにそのビームが直撃した。スローネドライの動きがそれで止まってしまった。
「えっ、まさか」
攻撃が当たったのを見て一瞬顔を青くさせるネーナだった。
「あたしの動きを!?」
「今!」
そう思った時にはもう遅かった」
「ここをね狙えば!?」
ルイスがその動きを止めたスローネドライにさらにビームを放つ。最早彼女をしても避けられるものではなkった。
「ああっ!」
「当たった!?全部!」
「どういうことよこれ!」

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