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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十九話 アニュー=リターン
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繰り出す。すると敵は確かに機雷の爆発に巻き込まれ彼等も消えていくのであった。
この攻撃はかなり効果があった。敵は次々と機雷の爆発に巻き込まれていく。戦局は忽ちのうちにロンド=ベルに傾いていった。
「ミケル!」
「どうしたの、サンダース」
サンダースも対艦ミサイルを派手に放って機雷を爆発させ敵機をその中に消していた。そうしながらミケルに声をかけてきたのだ。
「メッサーラの拡散ビームを使え!」
「それで機雷を撃てっていうの?」
「そうだ」
まさにそれだというのだ。
「それでも誘爆を誘える筈だ」
「そう。だったら」
「ただし間合いには気をつけろ」
こう言い加えることも忘れなかった。
「御前自身が巻き込まれるな」
「わかったよ。それじゃあ!」
ミケルはメッサーラを駆り前に出た。そうして言われた通り拡散ビームを放つと。
それを受けた機雷達が次々に爆発して行く。周りにいる敵機もだ。それによって敵機を大幅に減らすことに彼等も成功したのである。
「凄い、これでもできるんだ」
「何か機雷がこっちの役に立ってきたわね」
カレンもまた同じようにして海蛇を放ちそれで機雷を敵機ごと爆発させていた。
「向こうにしちゃ予想外だろうけれど」
「生半可な戦術じゃかえって自分達の首を絞める」
ここでシローが言った。
「そういうことだな」
「そうね」
彼の言葉にアイナが応える。彼女のドーベンウルフも大型ミサイルを放っている。
「機雷で私達を倒すつもりだったんでしょうけれど」
「それがかえって仇になりました」
ノリスはドライカッターで嫌いを攻撃していた。それもかなりの効果があった。
「機雷は敵だけでなく味方も狙いますから」
「このまま機雷への攻撃を続けろ」
シナプスも言った。
「それが我々を助けてくれる」
「そうですね」
セラーナは普通に敵機を倒していた。彼女はいつものゼータである。
「まさか機雷をこうして使うなんて」
「けれどこれで簡単にやれるわ」
セニアは純粋にそれを歓迎していた。
「もう戦局は私達に有利になっているし」
「このまま攻撃を続けるぞ」
大文字も大空魔竜のミサイルを放たたせていた。
「もうすぐで勝てる」
「はい。今回は思ったより楽でした」
サコンも今の状況は予想外だった。
「それではこのまま」
「うむ、行こう」
戦いはロンド=ベルの戦術勝ちだった。忽ちのうちに機雷も敵も倒してしまった。しかし戦いはこれで終わりではなかったのだった。
勝利を収めたことを確認する彼等にここで異変が起こったのだ。
プトレマイオスのブリッジで。まず気付いたのはミレイナだった。
「あれっ、アニューさんは?」
「そういえば」
次にそれに気付いたのは留美だった。
「いませんわね」
「今先程までおられましたが」
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