暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十九話 アニュー=リターン
[3/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

カムジンはそう考えていた。
「どうだよ。その辺りは」
「そいつがよっぽど頭がよかったらな」
今度言ったのはイサムだった。
「ちょっとわからねえかもな」
「そうだな。イノベイターの外見は俺達と同じだ」
こう言ったのはガルドだった。
「黙っていればだ」
「そういうことだな」
「ああ」
二人はこう言葉を交えさせた。しかしここでイノベイターの軍勢も姿を現わしたのであった。
「どうやら考える時間はくれないみたいだな」
「そうね」
皆その彼等を見て言い合う。
「まあ予想はしていたけれどな」
「それじゃあここは」
「全機出撃です」
テッサが指示を出した。
「機雷はその時に攻撃して適時破壊していって下さい」
「了解」
「まあそうしないと進めないしね」
こう言い合いながら出撃する彼等だった。彼等はまず出撃しそのうえで敵軍及び機雷達に向かった。敵は二つだったがそれでも怖れは見せていなかった。
「いいか、このままだ」
「はい」
「何なら機雷も敵もまとめてですね」
マックスと柿崎が輝の言葉に応える。
「反応弾で」
「一気にですか」
「それが一番いい」
輝もまた言った。
「ここで吹き飛ばす。いいな」
「了解」
「それじゃあ!」
三機のバルキリーが動きその反応弾をミサイルから放つ。すると無数の機雷と敵機を巻き込み一気に殲滅するのであった。
機雷が次々に誘爆を引き起こしその中で敵も爆発していく。無数の爆発が起き敵の数は一気に減った。
「よし、あれだ!」
「やるわよレトラーデ」
「ええ、ミスティさん」
それを見た霧生、ミスティ、レトラーデも続く。彼等もそれぞれ反応弾を放った。
それにより敵はまた機雷に巻き込まれ次々と大爆発を引き起こしていく。他のバルキリー達も続き機雷も敵も次々と消し去っていくのだった。
そしてこの攻撃は。ロンド=ベルに一つのヒントを与えたのだった。
「そうか。これだな」
ブライトもそれを見て言った。
「ミサイルだ!ミサイルを放て!」
「ミサイルをですか」
「そうだ。ミサイルを持っている機体は次々に撃て!」
こうトーレスにも答える。
「そして機雷ごと敵機を粉砕しろ。いいな!」
「了解です!」
最初に応えたのはマークツーに乗っているエマだった。
「これなら!」
「エマさん!」
そのエマにファが問う。
「マークツーのミサイルは」
「そうよ、これでいいのよ」
ミサイルを一斉に放ちながらファに言葉を返すエマだった。
「こうして機雷をまとめて粉砕して」
「ええ、それです」
フォウはそれでいいというのだった。
「機雷の爆発に誘われて敵機も粉砕できます」
「それを狙ってですか」
「そうよ」
またファに答えるエマだった。
「これなら!」
こう叫んでミサイルを
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ