暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十八話 刹那の記憶
[3/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ーを手に戦場を駆ける。その音で敵を次々に粉々にしていく。
「ベイビーーーーー乗ってきたぜ!」
「よし!俺もだ!」
「どんどんやってやるぜ!」
「炎竜、私達もです」
「わかっているさ、氷竜」
彼等も当然そこにいた。そして二人で力を合わせて攻撃を加えていた。
「どれだけの数で来ようとも!」
「僕達は負けるわけにはいかない!」
「その通り!」
「この戦いに未来があるからだ!」
風龍と雷龍も戦っていた。
「だから負けるわけにはいかない!」
「今ここで!」
「だからこそ」
「俺達もいるぜ!」
ボルフォッグは手裏剣を放ちゴルディマーグは砲撃を放っていた。
「この命ある限り!」
「手前等には負けねえ!」
「いいね光竜、闇竜」
「うん、ルネ姉ちゃん」
「わかっています」
彼女達はルネの言葉に応えていた。
「やろう!この戦いも!」
「引くことなく」
「そうだよ、やるよ」
ルネは既に戦う姿になっていた。その黄金の鎧を纏い。
そして凱もまた。戦場で吠える。
「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
目の前の敵を拳で吹き飛ばす。それは一機だけではなかった。
一機、また一機と吹き飛ばす。そうして敵を次々と粉砕していた。
「来い!来れば来るだけ倒してやる!」
「凱、今はあまり前に出ないで!」
命からの言葉だった。
「ここはあまり」
「出るなか」
「ええ、まだ敵は多いわ」
だからだというのである。
「だからね」
「そうだな。まだ金星にも降下していない」
彼等はまだ金星上空の宇宙空間で戦っているのである。
「それならだな」
「そうよ。まだよ」
こう言うのである。
「まだ。無茶はしないで」
「わかった」
命のその言葉に頷く凱だった。
「なら今は来る敵だけを倒す!」
「それはいいが次々に来るな!」
「全くよ!」
ハッターとフェイがここで叫ぶ。彼等も敵をその帽子やビームで次々と藻屑に変えている。
「これで戦いが終わったらおめでとうってところだな!」
「御祝いして欲しいところね」
「だがそれは生き残ってからだな」
「そうだな」
テムジンとライデンはその中でも冷静だった。
「この戦いにな」
「なら生き残ってみせる」
「ブラザー、俺に任せろ!」
「私だっているわよ!」
ハッターとフェイは敵の度重なる攻撃をものともしていない。
「この程度じゃノープロブレム!」
「むしろ軽い位よ!」
「そうだな。そろそろか」
ここで言ったのはロジャーだった。
「敵の攻撃のピークが過ぎた」
「過ぎたの」
「既に十万は倒した」
瞬く間にそれだけ倒してしまったのである。
「後はだ。残りの敵を倒せばだ」
「それじゃあロジャー」
ドロシーが彼に問い続ける。
「そろそろ出て来るのかしら」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ