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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十七話 小さき神
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が減った。しかしまだかなりの数がいた。
「ちっ、まだ来るな」
「十万の数は伊達じゃねえぜ」
「何、構うことはねえさ」
ロックオンがここで言う。
「敵はどんどん来てくれるんだ。俺達はただ倒すだけさ」
「そうだな。ここはそれだけでいい」
ティエリアも割り切って述べた。
「僕達は今は二十分だけ戦えばいいだけだ」
「二十分。長いのか短いのかはわからない」
アレルヤは言葉の間も敵を倒していく。
「けれど今はとにかく戦わないと」
「次につながることはない」
今度言ったのは刹那だった。
「それならだ」
「敵の第二波来ます!」
そのアニューが叫ぶ。
「またここで!」
「よし」
アニューの言葉を聞いて再び身構える。そのうえで沙慈に声をかける。
「いいな、行くぞ」
「うん」
彼もその刹那の言葉に頷くのだった。
「金星で彼等との戦いに決着をつける為に」
「今を戦い抜く」
こうして彼等はその第二波を迎え撃つ。今まさに彼等が来た。
「来たか!」
「それならな!」
「また倒してやるぜ!」
その第二波も迎え撃つ。彼等の戦いはそのまま凌いでいた。
戦いは果てしなく続くかと思われた。だが時間は必ず過ぎていくものだ。何時しか時間はその二十分になろうとしていた。
「時間です」
ここでルリが皆に告げた。
「ボゾンジャンプに入ります」
「敵は?」
「何だ?もう終わりか?」
見ればもういなかった。十万の敵は二十分の戦いで消え去っていた。
「よし、それなら」
「これで」
「全機艦に入って下さい」
こう告げるルリだった。
「そして今から金星に向かいます」
「了解」
「それじゃあな」
「さて、はじめてじゃのう」
童虎の中でアスカが言う。
「そのボゾンジャンプとやらは」
「色々ワープしたりとかはしていますけれどね」
「確かにそれははじめてですな」
サンユンとシャンアンが彼女に言ってきた。
「さて、どんなものでしょうか」
「少し期待ですな」
「金星でイノベイターの連中と決戦かよ」
「何かわくわくしてくるね」
NSXの艦橋ではジェオとザズが話している。
「そうだな。一気に乗り込んでな」
「やっつけてやろうか」
「僕も何か楽しみですね」
イーグルも二人に対して言ってきた。
「どうも彼等は好きになれませんので」
「よっしゃ!このまま殴り込みや!」
「あら、タータったら興奮して」
タータとタトラもいた。
「まずは慌てずに乗り物酔いしないようにこのお茶を」
「姉様、流石にそれはないから」
彼等はいつもの調子だった。その中で今ボゾンジャンプに入る。
「イノベイター、いよいよだな」
「刹那、それじゃあ」
「ああ、決める」
沙慈に対しても答えた。
「この戦いでな」
「そうだね。行こう」

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