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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十七話 小さき神
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「洗濯だってお掃除だって真面目だし」
「ブライトさんや未沙さんに言われるより前にやるしな」
「まあそれが普通なんだけれど」
ミレーヌはここでこう言った。
「中には普通じゃない人もいるしね」
「また俺かよ」
シンはミレーヌが自分を見ていることに気付いた。
「何で俺ばっかり言われるんだよ」
「あんた自分で洗濯したことあるの?」
「洗濯機ってどうやって動かすんだ?」
そんなことは全く知らないシンだった。
「そもそもよ」
「全く。こりゃ駄目ね」
速攻で駄目出しするミレーヌだった。
「マユちゃんも家で大変だったんでしょうね」
「別に洗濯機動かせなくても死なないだろ?」
「いや、やっぱりそれ位はできないと」
「駄目だと思うよ」
キラとシンジがそんなシンに突っ込みを入れる。
「何かいつもレイに一緒に洗濯してもらってるけれど」
「干すのも入れるのも」
「バサラでも普通にしてるのに」
「汗をかいた後はな。速攻で洗濯するんだよ」
そのバサラの言葉である。
「シャワーも浴びてな。それですっきりするぜ」
「バサラさんって案外」
「奇麗好きだったんだ」
「バサラはこれでも清潔よ」
ミレーヌがここで言う。
「性格はかなりあれだけれど」
「まあとにかく今は食べましょう」
アスカは自分の前に出て来たジャンボパフェを見ながら述べた。
「それからよ。話は」
「そういうことね。それじゃあ」
「食うか、明日に備えて」
皆は話を止めて食べはじめた。しかしその頃アニューは。
「ええ、明日よ」
何処かに自分の携帯で連絡を取っていた。
「明日出て来るから。その時は御願いね」
「わかったよ」
電話の向こうから声がした。
「それじゃあ明日ね」
「私達の為に」
アニューはまた言った。
「それじゃあ」
ここまで話して携帯の電源を消した。そのうえで姿を消すのだった。
その次の日だった。ロンド=ベルはボゾンジャンプによる金星への移動の準備を進めていた。
「さて、それじゃあ」
「行くか」
皆集まろうとしている。その中で話すのだった。
「まずは集結して」
「それから」
「皆さん、出来るだけ急いで下さい」
テッサが全軍に告げていた。
「遅れるとそれだけ敵に機会を与えてしまいます」
「そうですね」
ユリカが彼女の言葉に頷く。
「早いうちに集結しないとイノベイター達に気付かれます」
「急ぎましょう」
今度はスメラギが言った。
「そしてすぐに」
「金星へ」
「とにかく集結だ」
何はともあれ集結を急ぐ。だがいざ集まったその時に。
「!?」
そのボゾンジャンプを担当するルリが声をあげた。
「まさか」
「レーダーに反応です!」
メグミの声は悲鳴に近かった。
「四方八方から来ます!」
「イノベ
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