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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十七話 小さき神
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「ああ、そっちもだよな」
「そっちはどうした感じなの?それで」
「ガルラ帝国の残存戦力に連邦軍から密かに流し入れた兵器」
そういうものだというのだ。
「そうしたもので構成されていますが」
「今まで戦った戦力と同じね」
「そうだな」
皆それを聞いて言い合った。
「それだったら」
「どうってことないな」
「数はそれなりにありますが」
ルリはこのことも把握しているのだった。
「ですがガルラ帝国と比較すると微々たるものです」
「よし、じゃあ決まりだ」
「一気に金星だ!」
「攻めましょう!」
彼等らしい積極的な攻撃案が述べられる。
「ルリちゃん、それでいいわよね」
「ここは一気に」
「はい、そうするべきです」
そしてルリもまたそれに賛成であった。
「ですが」
「ですが?」
「何かあるの?」
「ただ一気に金星に行っても何にもなりません」
こう言うのである。
「それでは相手にも迎撃の時間を与えます」
「それはそうだけれど」
「まさかと思うけれどここは」
「はい、ボゾンジャンプです」
それをするというのである。
「金星までボゾンジャンプを行い一気に」
「彼等を倒す」
「そうするのか」
「その通りです。敵の懐に飛び込みそのうえで勝負を決めます」
ルリはロンド=ベルの執り得る戦術の中で最も奇襲性の高い戦術を主張するのだった。
「それで如何でしょうか」
「了解」
「わかったわ」
皆それで頷くのだった。
「じゃあそれでね」
「やろうぜ」
「まずはその準備をしなければなりません」
ルリはここでまた言った。
「ボゾンジャンプは三日後に行いたいのですが」
「今からじゃないのかよ」
「何でなの?」
「あの火星の継承者の時はすぐに向かったのに」
「あの時はすぐに敵を倒す必要がありました」
その時はそうだったというのである。
「ですから急襲しましたが」
「今は違う」
「そうなの?」
「準備万端を整えたうえでの奇襲です」
今回はそれだというのである。
「ですから今すぐではありません」
「じゃあ補給物資とかも持って」
「そのうえでの奇襲なのね」
「そうです。それで行きます」
こう述べるのだった。
「それで宜しいでしょうか」
「賛成」
「異議なし」
皆これといって反対はしなかった。
「一気に行きましょう」
「準備を整えてからな」
「それではルリさん」
「はい」
ルリは今度はテッサの言葉に応えていた。
「三日後、一気に行きましょう」
「了解です」
こうして作戦が決まった。ロンド=ベルはそのうえで準備にかかる。その三日の間彼等は極めて平穏な状況であった。
しかしその中で。ガンダムチームの面々は月の街のハンバーガーショップにおいて窓の外において。あるものを見たので
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