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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十六話 メメントモリ
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し、それなら」
「一気に」
これで作戦は決まった。全軍動きだした。だがリボンズはそれを見ても余裕に満ちた態度を崩すことはなかった。
「来るんだね」
「そうだ。御前のその兵器を倒す」
刹那は彼に対して告げた。
「わかったな」
「話は聞いたよ」
それを言われても平然としているリボンズだった。
「じゃあ来たらいいよ」
「随分と余裕だな」
ティエリアはそんな彼の言葉を聞いて眉を静かにしかめさせた。
「この状況で」
「あと十分で君達は終わる」
平然と言うのだった。
「それでどうして慌てる必要があるのかな」
「十分。余裕だな」
だがここでロックオンは言うのだった。
「十分あれば御前のその自慢の切り札を潰せる」
「その間の相手は僕達がする」
アレルヤも言う。
「そしてその兵器までの道を開くんだ」
「いいか、皆」
グラハムが全員に告げる。
「我々は全軍で道を開く」
「はい」
「わかっております」
ハワードとダリルが答えてきたのだった。
「一直線に突撃してそのうえで」
「道を開くのですね」
「つまりこっちは密集してるってわけだ」
ジョシュアはすぐにそれを察して言ってみせた。
「ああした兵器には一番やばい戦術だな」
「倒すか倒されるか」
八雲も言う。
「そういうことですね」
「迷う必要はない。気が楽ってやつだ!」
忍はいつも通りだった。
「十分で道を開く!楽勝だぜ!」
「そうだね。十分あれば充分ってわけよ」
「迷うことはないっていうんなら」
沙羅と雅人も言う。
「簡単な話ね」
「来る敵を倒せばそれでいいんだし」
「このまま向かえばいい」
亮も当然その中にいた。
「それだけだ」
「ええ。それじゃあ全軍」
今ここでスメラギが全軍に命じる。
「行くわよ。十分でメメントモリまでの道を切り開いて!」
「了解!」
「行くぜ!」
イノベイターの軍勢に対して正面から突き進む。しかしリボンズはその彼等を見ても余裕に満ちた態度を崩さず。平然と命じるのだった。
「全軍守りを固めるんだ」
「了解、リボンズ」
「わかった」
彼の同志達がそれに応えて頷く。
「そういうふうにね」
「やらせてもらう」
「リヴァイヴとブリングは右」
彼等は右だというのだ。
「ヒリングとデヴァインは左だよ」
「わかった」
「それじゃあ」
彼等はそれぞれ頷いて位置した。そして。
「リジェネ、君は正面だ」
「わかったわ」
そのリジェネに対しても告げるのだった。
「正面ね」
「君に一番重厚な布陣を任せるから」
こう彼女に告げるのであった。
「僕はここでね」
彼自身はメメントメリにいた。そこから指揮を執っているのだった。
「さて、どう来るかな」
リボンズは傲然とした笑みのまま言う。
「果た
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