暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十六話 メメントモリ
[7/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
が」
「プトレマイオスはこのまま一直線に向かうわ」
それをするというのだ。
「一直線にね」
「プトレマイオスはそうするのですね」
今度は紅龍がスメラギに問うた。
「そうしてあのメメントモリに一直線に向かってそして」
「一気に叩くわ」
また言うスメラギだった。
「一撃で潰すわ」
「けれどですよ」
ミレイナもスメラギに問うてきた。
「あれだけ大きいのを一撃でプトレマイオスで倒すとなると」
「できないっていうのね」
「そうした兵器もあるにはありますけれど」
それはあるのだった。
「けれど移動しながらですととても照準が」
「ロックオン」
ここでスメラギが名前を呼んだのは彼だった。
「御願いできるかしら」
「俺か」
「メメントモリの急所だけれど」
そのことを言うのだった。
「わかるかしら」
「それは私の方でハッキングさせてもらいました」
今言ったのはルリだった。
「弱点はここです」
「あっ」
「これは」
皆ここで驚くことになった。ルリは何時の間にかハッキングを行いそのうえでメメントモリの細かいデータまで手に入れていたのだ。
そこにはあらゆるものが映されていた。そしてその主砲のところもまた。
「あそこが」
「弱点なのか」
「そうです」
また答えるルリだった。
「あそこを狙えば一撃で破壊できます」
「よし、それをやるのが俺か」
ロックオンはルリの名前を聞いて不敵な声で笑うのだった。
「俺が一撃でやるんだな」
「ただし至近で行わないといけません」
ルリはこうも言い加えてきた。
「さもないと一撃で倒せるものではありません」
「そうか、至近か」
「それにです」
さらに言うルリだった。
「残された時間は十分」
「十分」
「それを過ぎれば」
「再び攻撃が放たれます」
ルリはあえて静かに皆に告げるのだった。
「そうなれば私達にとっては脅威になります」
「十分か」
「じゃあその間に至近までロックオンを向かわせて」
「そのうえで倒す」
皆は作戦を理解してきた。
「そういうことよね」
「わかったわ」
そしてスメラギはこう言うのであった。
「じゃあロックオン」
「ああ」
「貴方はプトレマイオスに乗って」
「プトレマイオスで接近するわ」
それをするというのだ。
「一気にね。十分以内によ」
「よし、わかったぜ」
ロックオンはスメラギのその言葉に対して頷くのだった。
「それならそれでな」
「御願いね。それで皆」
今度は全員に告げるスメラギだった。
「プトレマイオスはこのまま突っ込むわ」
「よし、それなら僕達は」
「プトレマイオスを守っていく」
「それね」
「御願いするわ」
やはりそういうことなのだった。
「そうしてあのメメントモリを倒すから」
「よ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ