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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十六話 メメントモリ
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くんだ!」
だが彼等はそれに対してこう返した。
「あと少しだ!」
「間に合わせてくれ!」
「行くんだ、おい!」
ロックオンもまた甲板から叫ぶ。
「このままな。行くぞ!」
「そうね。今は」
「艦長!」
「あと一分です!」
プトレマイオスからも言葉が出た。
「間に合わせましょう!」
「本当に!」
「わかってるわ。このまま!」
無論プトレマイオスは止まっていなかった。そのまま突き進んでいた。
今度は前から来る。リジェネの直属部隊だった。
「行かせないわよ」
「俺が行く!」
「私もだ」
今度出て来たのはアムロとシャアだった。
「このハイニューガンダムなら!」
「私の相手が務まるか」
彼等はファンネルもビームライフルも一斉に放った。それでその直属部隊を殲滅する。
「今だ!」
「これで最後の道は開けた」
彼等もまたプトレマイオスに言うのだった。
「このままで」
「一気に行くのだ」
「あと二十秒です!」
また時間が告げられた。
「メメントメリにエネルギーが充填されています!」
「このままだと!」
「ロックオン、行くわ!」
「よし」
今スメラギとロックオンは完全に息を合わせていた。
「あと十秒」
「何時でも撃てる」
既に彼は準備万端といった感じだった。
「至近まで行くから」
「なら・・・・・・!」
そのまま突き進む。そうして一直線に進む。だがそれを見てもリボンズの態度は変わらない。
「さて、それじゃあ」
「このままですね」
「射撃ですね」
「そうだよ。このままね」
得意げな顔で告げるのだった。
「撃つんだ。これで終わりだよ」
「終わりですか」
「これで」
「世界はあるべき姿になるんだ」
彼は平然としていた。
「僕達絶対者が治めるね」
「それではこのまま」
「撃ちます」
「うん、このまま」
彼等の狂信者達に対して述べるのだった。
「撃つんだ」
「プトレマイオスが来ていますが」
「どうしますか?」
「無駄だね」
それを言われても平気なものだった。
「間に合わないよ。間に合っても」
「間に合っても?」
「それは?」
「そのまま吹き飛ばすだけだから」
それだけだというのである。
「このままね。それじゃあ」
「はい」
「撃ちます」
「撃て」
平然と告げた。
「これで終わりだ」
「終わらせる」
ロックオンもまた同じことを言っていた。既にライフルを構えている。
「これでな・・・・・・!」
この言葉と共に一気に攻撃を放った。それはそのままメメントメリの急所を撃った。
「やれた!?」
「どうなの!?」
「安心しろ」
彼はスメラギと留美に告げた。
「終わりだ、これでな」
「あ・・・・・・」
「メメントメリが」
その瞬間だった。今メ
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