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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十六話 メメントモリ
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の前に出て来てるってことですよね」
「そういうことだな」
アムロもここで言った。
「そうやって次々に陣を組んで戦ってくるのか」
「構うことはない!」
だがドモンはそんなことはどうでもいいとするのだった。
「また出て来るならそれを叩き潰す!」
「そうね!」
アレンビーが彼の言葉に応えて頷く。
「どっちにしても敵には近付いているんだし」
「このまま進む!」
やはりドモンはドモンだった。
「敵の邪悪な光、消し去ってみせる!」
「ドモン、あと五分よ!」
レインが彼に告げた。
「メメントモリの二回目の射撃までね」
「五分か」
「そうよ、五分よ」
また彼に告げるのだった。
「わかったわね」
「わかった。五分で敵を突き破る!」
「五分もあれば充分でござろう」
メキルは冷静なものだった。マンダラガンダムがゆるりと動く。
「邪悪、討つべし!」
彼もまたその状を振るう。それにより前の敵を薙ぎ倒していく。
イノベイターの軍勢は確かに次々に出て来る。しかしだった。
「くそっ、止まらないか」
「陣を次々と破って来るわね」
リヴァイヴとヒリングが忌々しげに言う。
「このままでは最後の陣まで来る」
「どうするリボンズ」
「どうするってこのままだよ」
しかしリボンズの顔色は変わらない。
「最後まで来たらそこで止めればいいだけだよ」
「それが御前の考えか」
「それでいいのね」
ブリングとデヴァインがそれを聞いて言う。
「止められるのだな」
「なら」
「止めるのは私よ」
その中で落ち着いているのはリジェネだった。
「私がロンド=ベルを止めてみせるわ」
「やらせるものか」
ティエリアは鋭い声で彼女に返した。
「その光、必ず止まる!」
「止められるものなら止めてみせることね」
リジェネはそのティエリアに悠然と返した。
「この最後の陣を突破できるかしら」
「突破か」
刹那がリジェネのその言葉に目を動かした。
「それなら今してやろう」
「ほお、俺がいるのにか」
「あたしだっているのよ」
アリーとネーナがここで出て来た。ヨハンとミハエルも一緒だ。
「最後の陣、突破させない」
「覚悟するんだね」
「くっ、あの女・・・・・・!」
「ルイス、落ち着いて!」
沙慈が激昂しようとする彼女を止めた。
「今は。それよりも」
「メメントモリなのね」
「うん、最後の陣を突破しよう」
彼はそのことを優先させるというのだった。
「ここはね」
「・・・・・・ええ」
思うところはあるがここは頷くルイスだった。
「わかったわ」
「じゃあ刹那」
「わかっている」
刹那はもう彼の考えはわかっていた。
「行くぞ、このまま」
「プトレマイオスの道を開けよう」
「あと二分!」
スメラギが全員に告げ
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