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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十五話 二人のティエリア
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                 第百四十五話 二人のティエリア
 月に入ったロンド=ベルは。早速宴会をはじめた。
「飲め飲め!」
「食え食え!」
口々に叫んで飲み食いしている面々だった。
「どんどんな!」
「楽しくやろうぜ!」
「ところでアンドレイさん」
その中で勇がアンドレイに声をかけるのだった。アンドレイは丁度ビールを飲んでいるところだった。
「前から思ってたんですけれど」
「言いたいことはわかるよ」
アンドレイは微笑んで彼に応えた。
「何か僕達もね」
「雰囲気とか似てますよね」
「最初見た時びっくりしたよ」
微笑んで述べるアンドレイだった。
「僕に似てる人がいるなって」
「そうですよね。俺も驚きましたよ」
「全くですよ」
サイもこの話に入って来た。
「勇さんの時も驚きましたけれど」
「世の中そっくりな人がいるものだって思ったけれど」
「まさかこっちの世界にもだなんて」
「全くだ」
イザークが三人のその言葉に頷いたのだった。
「俺も御前を見て驚いたぞ」
「俺か」
「そうだ、御前だ」
宗介に対する言葉だった。
「性格が全然違うのに何故同じ人間に思えるのだ?」
「俺もそれが不思議だ」
そしてそれは宗介も同じであった。
「他にも大勢いるからな」
「というかあんた達ってそういう人何人いるの?」
かなめが彼等に突っ込みを入れた。
「トウジ君にトマーシュ君にそのドモンさんにって」
「ガンダムが多いな」
「その通りだな」
「俺もそれ思ってたんや」
今度はそのトウジが出て来た。
「何かこの部隊って俺そっくりの奴多過ぎやろ、ホンマに」
「俺自身も本当に俺が喋っているのかわからなくなる時がある」
イザークは真剣な顔で述べた。
「そうじゃないか、ダイゴウジさん」
「全くだ」
気付けばガイもいた。
「何がもう何なのかな。わからん」
「私もそういえばだ」
「だよなあ」
今度はノインとリョーコだった。
「貴官とは他人の気が全くしない」
「馬も合うしな」
「私だってね」
今度出て来たのはミスティだった。
「前から思ってたけれどマリーメイアちゃんが」
「よく間違えられますよね」
マリーメイアも彼女に応えて言う。
「いつもですけれど」
「全くよ」
ニナも困った顔になっていた。
「私なんかウィンダムの声聞いてガトー!?って思ったことあったし」
「あっ、そういえばニナの声って」
今度はコウが言ってきた。
「カズミちゃんにもそっくりだよね」
「それもいつも言われるのよね」
さらに困った顔になるニナだった。
「あとシ=アエンにも」
「何気に声似てる人多いのよ、私達って」
ミスティは少し苦笑いになっていた。
「それも大人から子供までね」
「いいことじゃないか
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