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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十五話 二人のティエリア
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非御願いします」
「わかったそれではだ」
「御願いします」
「それで大統領」
カティがフィッツジェラルドに問うてきた。
「それですが」
「うん」
「そのクルーは誰でしょうか」
このことを彼に問うたのである。
「一体。誰でしょうか」
「アニュー=リターナーという」
「アニュー=リターナーですか」
「志願兵なのだがな」
それだというのだ。
「今回そちらに配属されることになったのだ」
「志願兵をすぐに?」
「配属だって?」
皆これを聞いて首を傾げさせた。
「またえらい冒険だな」
「そうよね」
「いきなりうちになんて」
「私も決定した事情はよくわからないのだが」
「よくわからないとは」
「コンピューターが最適と判断し」
まずはコンピューターなのだった。
「そしてそのうえで人事部が決定したことだ」
「そうなのですか」
「それでですか」
「そうだ」
だからだというのである。
「これで納得してくれるだろうか」
「まあそれは」
「コンピューターと人事部が決定したことなら」
「我々には」
反対する理由がないというのである。
「それで構いません」
「それでは」
「受け入れてくれて何よりだ。それでだ」
「はい」
「次はパイロットのことですね」
「彼等は私が選んだ」
パイロットについてはそうなのだった。
「私自身でだ」
「閣下がですか」
「では誰が」
「全部で七機だ」
まずは機体の数が告げられた。
「そしてパイロットも七人だ」
「七人ですか」
「わかりました」
「少ないだろうか」
フィッツジェラルドはそのことを気にしているようだった。
「七人では」
「いえ、それは」
「別に」
だがロンド=ベルはこのことについてはこう返すのだった。
「むしろ充分な程です」
「七人もいれば」
「そうか。それならいい」
彼等の言葉を聞いて幾分かほっとしたようであった。
「そう言ってくれるのならばな」
「はい。それでそのパイロットと補充のクルーは」
「何時到着ですか」
「今日の午後だ」
今日だというのである。
「月の君達のいる基地に到着する」
「機体も一緒でしょうか」
「そうだ」
それもだというのである。
「即戦力だ。期待していてくれ」
「七人か」
「誰だろうな」
「モビルスーツ乗りかね」
パトリックはこう予測を立ててみた。
「若しかしてな」
「モビルスーツは足りていませんか?」
そのパトリックにハワードが問う。
「それはもう」
「そうだな」
「確かにな」
ハワードの言葉にダリルとジョシュアが頷く。
「だから別にな」
「もういらないと思うがな」
「他の機体では?」
テッサはこう予測するのだった。
「それがフルメタルかどうかはわかりませんが
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