暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十四話 魂の凱歌
[12/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ランナイツの面々にはわからない言葉だった。
「それって一体」
「何なんですか?」
「アルティメットグラヴィオンだ」
サンドマンは彼等にこう答えた。
「今からそれに合体するのだ」
「アルティメットグラヴィオン」
「それが最強にして最凶のグラヴィオン」
「そして最後のグラヴィオンでもある」
サンドマンはこうも述べた。
「諸君、それに変身していいか」
「ああ、いいぜ」
最初に答えたのはエイジだった。
「あんたに従うぜ。何があってもな」
「僕もだよ」
次に頷いたのは斗牙だった。
「サンドマン、貴方にね」
「そうか」
「私もです」
「私も」
次にはルナとエイナだった。
「サンドマン様の仰ることなら」
「間違いありませんから」
「私を信じてくれるのか」
サンドマンはこのこと自体が嬉しかった。
「有り難う」
「当然私もね」
そしてそれはミヅキもだった。
「一緒に戦わせて」
「うん、わかった」
「御父様」
最後はリィルだった。
「伯父様と御母様の御言葉通りに」
「その通りだ。では諸君!」
「おお!」
「うん!」
応えるのはエイジと斗牙の二人だった。
「今こそ最後の合体を行う!」
「サンドマン、その言葉は?」
「最終合神!」
サンドマンはそれだというのである。
「それこそが最後の言葉だ、斗牙」
「よし、じゃあ行くよ皆!」
今ここで斗牙が叫んだ。
「最終合神!」
その言葉と共に今十機のグラヴィオンのマシンが合神下。そして今ドリルに剣、それとキャノンをその身に備えた神が降臨したのだった。
「あれがアルティメットグラヴィオンかよ」
「凄い・・・・・・」
「何て姿なの」
皆その姿を見てまずは息を呑んだ。
「あれなら本当に」
「ああ」
「やれるわ」
その腕でこうも言うのであった。
「あの惑星だって」
「たった一機でも」
「アヤカ!」
サンドマンはここでまた叫んだ。
「一撃で決める」
「ええ、ジーク」
アヤカもその言葉にこくり、と頷いた。
「これで終わるのね」
「全てが。ゼラバイアの因果の全てが」
終わるというのだ。
「義兄さん、ルフィーナ」
彼を見ていると告げて笑顔で去った二人の名も呟いた。
「見ていてくれ。これで決める」
「サンドマン!」
「うむ、これで終わらせる!」
エイジの言葉に応え今。グラヴィゴラスから重力子エネルギーを受ける。そうしてそのうえで今黄金色にその身体を輝かせ。不死鳥となったのだった。
「火の鳥!」
「その姿で!」
「全てが終わる!」
剣を構えながら突撃するグラヴィオンの中でまた叫ぶサンドマンだった。
「超重炎皇斬!!」
その姿で惑星に突進し剣を振り下ろした。すると。
巨大な惑星の動きが止まった。その次の瞬間に惑星は
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ