暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十話 斗牙の判断
[4/19]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
のだった。
「お野菜もあります」
「お豆腐あるかしら」
こう問うたのはレイだった。彼女は白いワンピースだった。
「お豆腐のバーベキュー」
「お豆腐のバーベキュー!?」
アラドはそれを聞いて思わず目をしばかたかせた。
「そんなのあるのかよ」
「あるみたいね」
クリムゾンレッドのワンピースの水着のオウカが応える。
「そういうのも」
「豆腐なんかでバーベキューできるのかよ」
「できるわよ」
答えたのはリオだった。彼女は青いビキニである。やはり胸の大きさが目立つ。
「使うお水によってね」
「そうなんだ」
リョウトがそれを聞いて意外といった顔になる。
「お水によってお豆腐が変わるんだ」
「そうよ。お水によってね」
リオはまたリョウトに話した。
「固くなったりするのよ」
「固い豆腐ねえ」
アラドはそれを聞いてまたいぶかしむ顔になった。
「そんなのが本当にあるんだな」
「実際に今焼いてるわよ」
ゼオラが彼に言ってきた。黒のビキニである。
「よかったらあんたも食べる?」
「ああ、何か美味そうだな」
大食漢のアラドらしい言葉であった。
「豆腐のバーベキューってのもな」
「僕は羊がいいかな」
シンジはそちらを欲しがった。
「最近あれだよね。皆で羊食べるし」
「羊はいい」
ブンドルがそのシンジに応える。
「あの味がわかってはじめて真の美食家となるのだ」
「真のですか」
「そして生の魚もだ」
所謂刺身であるらしい。
「どちらもいいものだ」
「僕もお刺身は好きですけれど」
「ならば食べよう」
また言うブンドルだった。
「バーベキューを優雅に食べる。それこそが」
「それこそが?」
「美しい・・・・・・」
何処からか取り出したワイングラスを掲げてさえいる。その酒を飲みながらの言葉だった。
見ればカットナルはもうその豆腐のバーベキューを食べていた。それもかなり美味そうに。
「ふむ、美味いな」
「美味いのか」
「実にな」
こうケルナグールに返す。ケルナグールは鶏を丸ごと食べていた。
「野菜もいい。豆腐は何にでも合うからな」
「肉の方がいいがな。わしは」
「貴様はそれを食っておれ」
その鶏の肉を見ながらネルナグールに告げる。
「好きなだけな」
「うむ、ではそうさせてもらう」
ケルナグールはこう言って鶏をバリバリと食べていた。
「しかしカットナルよ」
「何だ?」
「このソースだが」
見れば二人が使っているソースは全く同じものだった。赤いソースだ。
「これを作ったのは誰だ?」
「そういえば誰だ?」
カットナルもそれは知らないのだった。
「バーベキューはソースが第一だがな」
「そうだな。これだけの見事なソース」
ケルナグールは鶏につけられているそのソースをよく味わっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ