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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十話 斗牙の判断
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る敵を倒す」
ゼンガーはまた言った。
「よいな」
「おうよ。じゃああれだよな」
今度言ったのはエイジであった。
「あの連中だろ?ゼラバイアな」
「その通りだ」
彼の言葉にも答えるゼンガーだった。
「まずはあの者達を倒す」
「それからね。イノベイターは」
ピンクのかなり派手なワンピースのルナが言ってきた。
「宇宙かしら。戦場は」
「宇宙でも何処でも問題はない」
グラハムが応える。
「戦い倒せばそれでいい」
「その通りだね。ところで」
ここで応えたのはビリーだった。
「一つ気になることがあるけれど」
「それは何だ?」
「まずはククルさん」
声をかけてきたククルに言葉を返す形になった。
「貴女水着は持っておられないんですか」
「その通りだ」
見ればいつもの白い服でビーチサイドにたたずんでいる。泳ぐこともしようとはしない。
「それがどうかしたか」
「いえ、それならそれでいいんですが」
暑い中で汗一つかかない彼女にまだ言いたかったがどうしても言えないのであった。だがそれはとりあえずは置かざるを得なかった。
「それにロジャーさんとドロシーさん」
「今度は私か」
「私なのね」
「貴方達もいつもの服装ですが」
それを指摘するのだった。
「水の中には入られないのですか?」
「私はアンドロイドだから」
まずドロシーがその問いに答えた。
「泳ぐことはないわ」
「アンドロイドだからですか」
「泳ぐとそのまま沈むわ」
こうも言うドロシーだった。
「そのままね」
「ああ、そうですね」
これでビリーも納得した。
「だったら仕方ありませんね」
「そう。だから」
「ドロシーさんはわかりましたが」
「私は泳がない」
ロジャーはこう答えるのだった。
「だから気にしないでもらいたい」
「そうですか」
「服もだ」
見ればいつもの黒いスーツにコートである。この格好は普段通りである。
「いつも通りでいさせてもらう」
「はい。ではそれでわかりました」
ビリーはロジャーについても納得した。それでこの話は終わった。
するとプールサイドで今度は。誰かがバーベキューをしだしていた。
「さあ、焼け焼け」
「肉どんどん焼こうぜ」
「バーベキュー?」
「はい」
クスハがにこりと笑ってビリーに答える。彼女は白と青のストライブのビキニである。大きな胸がとても目立っていた。
「もうお昼ですから」
「そうですか。もうそんな時間ですか」
ビリーはクスハの言葉を聞いて頷いた。
「じゃあ僕も頂いていいですね」
「それでどの肉がいいですか?」
「どの肉?」
「色々用意してあります」
またにこりと笑って話すクスハだった。
「牛も豚も鶏もあります」
「結構ありますね」
「あと羊も」
それもあるという
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