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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百三十七話 握られなかった手
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バトラーやボルテスのような攻撃力が突出したマシンが派手に切り込む。そうして皆それに続いて攻撃を加えていく。
そしてその次に他のマシンが切り込み。天使達の陣を両断した。
「くっ、しまった!」
「そう来たのか!」
頭使も両使もこれには動きを止めてしまった。
「だが。まだだ!」
「それなら別のやり方がある!」
彼等はその陣を一つにさせた。そうして再びロンド=ベルに向かおうとする。しかしだった。
「またです」
「またとは!?」
「再度突撃を敢行します」
テッサは言うのだった。
「再びです」
「何っ、しかしそれはもう」
「既に」
彼等はそれには懐疑的な声を出す。
「敵が守りを固めているぞ」
「それでもなの!?」
「はい、それでもです」
しかしテッサの言葉は変わらないのだった。
「このまま正面からです」
「おい、二度目は通用しねえぜ」
豹馬がテッサに言ってきた。
「見ろよ、向こうだってもう読んでるぜ」
「その通りや」
十三も言ってきた。
「このまま突っ込んでもやられるだけや」
「その通りですたい」
大作も同じ意見であった。
「今ここで行ったら大変なことになるたい」
「私もそう思うわ」
ちずるも首を傾げさせていた。
「それでもあえて突っ込むなんて」
「いえ」
しかし小介だけは違っていた。
「ここはテッサさんの言う通りにしましょう」
「!?小介」
豹馬は小介がこう言ってきたのを見てふと目を動かした。
「何かあるっていうのかよ」
「はい、作戦立案は僕の専門ではありませんが」
こう謙遜はする。
「しかしそれでもです」
「従う価値はあるんだな」
「その通りです。ここはそうしましょう」
「そうだな」
健一がそれに頷いた。
「よし、大佐に従う」
「いいんだな、それで」
一平は何故かここではテッサの作戦に強く反対はしなかった。
「突撃に加わるんだな」
「ああ、そうする」
彼の考えは決まっていた。
「ここはな」
「わかったわ」
めぐみも素直に従うことにしたのだった。
「大佐に何か考えがあるのなら私も」
「大次郎、日吉」
健一は弟達に尋ねてきた。
「御前達はどうするんだ?」
「おいどんは賛成でごわす」
大次郎も考えを決めていた。
「ここは大佐の言う通りやってみるでごわす」
「おいらも」
日吉もであった。
「それでいいよ。何かわからないけれど」
「俺達はそういうことだ」
健一はメンバーの考えをまとめて述べた。
「それでいい」
「俺達もそうするか?」
「そうね」
ちずるは豹馬と話していた。
「ここはね。よくわからないけれど」
「わいもまあええやろ」
「よかですたい」
「僕は最初からです」
十三に大作、それに小介も同じ意見になった。
「行くで。決
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