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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第13話 試験の後で………
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って会話はそこで中断された。
「主!」
「すまんなぁ………どうも話が合って脱線してしまうんや………何でやろ」
「似たもの同士だからです」
「私は変態や無いで」
「「「………」」」
「あれ?誰も否定してくれへんの?」
そんなはやての問いに誰も返事をしない。
「………もうええわ。それじゃあ話の続きやけどそのエクス君は今呼び出せる?」
「う〜ん………アイツあまり表に出たがらないんですよね………エクス、出てこい」
『めんどい』
「めんどいですって」
「めんどいって………一応マスターなんやろ?」
「まあそうですけど。いざというときはちゃんと助けてくれるし、別に良いと思いますよ」
そんな答えに呆れるはやて。
「せやけど色々と本人に聞きたいことがあるんやけど………」
「だってよ、さっさと起きて美人なお姉さんの所に出てこいや!!」
某元格闘家の様にちゃんと動きも加えて1人叫んだ。
「ネタぶっ込むなぁ………」
「普通に出来ないんでしょうか?」
しかし何も起こらない。
「おいエクス!!頼む!!この白けたままじゃ俺の心が駄目になる!!」
「もうお前は手遅れだろうが………」
そう言いながら次元の穴からエローシュ程の長い髪の男の子が現れる。
「初めまして夜天の主、そしてヴォルケンリッターの烈火の将、そして君がリインフォース」
「ツヴァイです」
「しかしまさか実現させた人物がいたんだね………俺がふとして思いついた事だったのに………」
「実現させた?どういう事や?」
「どうもこうも俺が思いついた案だからさ。優秀な魔導師のデータを蒐集し、それを研究することで戦争を有利に進める。まあ実現する前に俺は次元の狭間に封印されたけど………」
そんなエクスの発言に全員何も言えなくなる。
一番最初に我に返ったはやてはエクスに対しおそるおそる質問をした。
「君は………何者なん?」
「………俺はエクス・フォン・インヴェルト。史上初のユニゾンデバイス………いや、その為に実験台になり、その初の成功例である大昔のとある名家の息子さ」
あの後エクスは自分の覚えている範囲の歴史を話始めた。
エクスは聖王オリヴィエの敵対していた1国家の領主の息子。
その時の聖王家はベルカを統一しようと動きそれは目前へと迫っていた。そんな中エクスの国は諦めず敵対を続けていた。
そんな中、聖王家で起きた事件。
「聖王家の中でも生粋の使い手だった5人の聖騎士の1人、ベルガント。彼が起こした騎士大虐殺。彼は他の聖騎士達により取り押さえられ、後に処刑。その後だ、聖王オリヴィエがおかしくなったのは。詳しくは知らないんだがオリヴィエはどちらかと言うと好戦的な性格じゃ
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