ララバイ編
EP.12 ジークレインとワタル
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ルザと向かい合っていた。
因みにナツだが……昨日エルザに負けた事を認めて、今回の結果にいちゃもんをつける事は無かった。……あまりにあっさり認めたため、トラウマになってないかなぁ、とワタルは若干心配になったが。
だが、観客に紛れて野次を飛ばしている姿を見た限りでは大丈夫そうだな、と思い、思考を切り替えた。
「フフフ……」
「どうした、エルザ?」
「いや……いつ以来かな、と思ってな。ワタルと剣を交えるのは……」
「……そういや俺も覚えてないな。ま、関係ないだろ、それは……」
「そうだな……」
エルザはそう言うと、いつもの鎧姿で魔法剣を、ワタルは鎖鎌を出して構えた。
「ああ……どれぐらい強くなったか見てやる。掛かって来い、エルザ!」
「行くぞ!!」
ここに、妖精の尻尾でもトップクラスの実力を持った者同士の試合の幕が切って落とされた。
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