スーパーロボット大戦OGs
0109話
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協力して貰うって訳だな」
「ああ。システムXNを餌にしてな」
「それでドルムへ向かうのはいいけど、アースクレイドルはどうするの? あのまま放っておく訳にもいかないでしょう? 一応フェフ博士とは協力関係を結んでいるんだし。……ローズを通してこちらと協力関係になったアーチボルドもあそこにいるんでしょう? それに他エリアで活動中の部隊だって数は少ないけどいるんだし」
こちら側の世界へと転移してきた人間は何も俺達だけではない。あちら側のDC残党やレジンスタンスでシャドウミラーに合流した者もそれ程多い訳ではないが、ある程度の人数はいる。
そんなメンバーは現在色々なエリアに散らばり、それぞれに与えられた任務をこなしている。基本的には量産型Wでは無理なような対人関係や情報収集等だ。これはブラックバード中隊の生き残りがメインとなって活動している。
他にも物資の収集や連邦に対するレジスタンスの応援、こちら側の武器や兵器の収集等がある。
「ノイエDCに関してはトップのバンを失ったのだ。しばらくは碌に動けないと見ていいだろう。アースクレイドルはフェフ博士とアーチボルドに任せる。レモン、W15と量産型Wを30人程。それと適当な機体を送ってやれ」
「了解よ」
「リー、シロガネをドルムへ向けろ。アクセル、お前はW16と共にしばし地上に留まって他エリアで展開中の部隊を回収後、ドルムへ向かえ」
「了解しました」
「こっちも了解だ。部隊の回収はギャンランドを使ってもいいのか?」
「ああ。ワンダーランドも使って構わん。ただし、貴重なトライロバイト級だ。壊すなよ」
「了解した」
「では、行動を開始しろ」
ヴィンデルの言葉を聞き、俺達は行動を開始する。
だが、シロガネのブリッジから出る前にヴィンデルに声を掛けられた。
「アクセル、ちょっといいか」
「何だ?」
「先程の戦闘中にシロガネからビルトファルケンが出撃しているが、知っていたか?」
……バレたか。
「……いや、知らないな。そもそもこのシロガネにゼオラ達は乗っていなかった筈だが?」
「アースクレイドルに連絡を取ったが、お前が引き抜いた3人、クエルボ、オウカ、ゼオラの姿がないらしい。恐らくあのビルトファルケンであちら側に投降したと思われる。……最後にもう1度聞く。本当に、知らないんだな?」
「ああ。初耳だ」
そんな俺の様子を10秒程じっと見ていたヴィンデルだったが、溜息を吐く。
「まぁ、いい。どうしても欲しい戦力という訳ではないしな。だが次はないと覚えておけ」
取りあえず見逃して貰えた、と考えていいようだな。
自慢じゃないが一応俺はシャドウミラーのエースだ。その戦力を失うのは勿体ないと考えたのだろう。
とは言え、ヴィンデルが言った通り次は
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