暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0109話
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
協力して貰うって訳だな」
「ああ。システムXNを餌にしてな」
「それでドルムへ向かうのはいいけど、アースクレイドルはどうするの? あのまま放っておく訳にもいかないでしょう? 一応フェフ博士とは協力関係を結んでいるんだし。……ローズを通してこちらと協力関係になったアーチボルドもあそこにいるんでしょう? それに他エリアで活動中の部隊だって数は少ないけどいるんだし」

 こちら側の世界へと転移してきた人間は何も俺達だけではない。あちら側のDC残党やレジンスタンスでシャドウミラーに合流した者もそれ程多い訳ではないが、ある程度の人数はいる。
 そんなメンバーは現在色々なエリアに散らばり、それぞれに与えられた任務をこなしている。基本的には量産型Wでは無理なような対人関係や情報収集等だ。これはブラックバード中隊の生き残りがメインとなって活動している。
 他にも物資の収集や連邦に対するレジスタンスの応援、こちら側の武器や兵器の収集等がある。

「ノイエDCに関してはトップのバンを失ったのだ。しばらくは碌に動けないと見ていいだろう。アースクレイドルはフェフ博士とアーチボルドに任せる。レモン、W15と量産型Wを30人程。それと適当な機体を送ってやれ」
「了解よ」
「リー、シロガネをドルムへ向けろ。アクセル、お前はW16と共にしばし地上に留まって他エリアで展開中の部隊を回収後、ドルムへ向かえ」
「了解しました」
「こっちも了解だ。部隊の回収はギャンランドを使ってもいいのか?」
「ああ。ワンダーランドも使って構わん。ただし、貴重なトライロバイト級だ。壊すなよ」
「了解した」
「では、行動を開始しろ」

 ヴィンデルの言葉を聞き、俺達は行動を開始する。
 だが、シロガネのブリッジから出る前にヴィンデルに声を掛けられた。

「アクセル、ちょっといいか」
「何だ?」
「先程の戦闘中にシロガネからビルトファルケンが出撃しているが、知っていたか?」

 ……バレたか。

「……いや、知らないな。そもそもこのシロガネにゼオラ達は乗っていなかった筈だが?」
「アースクレイドルに連絡を取ったが、お前が引き抜いた3人、クエルボ、オウカ、ゼオラの姿がないらしい。恐らくあのビルトファルケンであちら側に投降したと思われる。……最後にもう1度聞く。本当に、知らないんだな?」
「ああ。初耳だ」

 そんな俺の様子を10秒程じっと見ていたヴィンデルだったが、溜息を吐く。

「まぁ、いい。どうしても欲しい戦力という訳ではないしな。だが次はないと覚えておけ」

 取りあえず見逃して貰えた、と考えていいようだな。
 自慢じゃないが一応俺はシャドウミラーのエースだ。その戦力を失うのは勿体ないと考えたのだろう。
 とは言え、ヴィンデルが言った通り次は
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ