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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百三十五話 シリウスの真実
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「その通りよ。まさか主役の座を奪うってことはないでしょ」
「主役は奪うものではない!」
ハッターにはそんな考えはないのだった。
「自分からなるものだ!そういうことだ!」
「それならいいけれどね」
「うむ。では潔く自分から主役になろう」
「それは変わらないのね」
「俺は変わることがない!」
何処までも自分の言葉を熱く語る。
「この熱い心はだ!」
「それはいいけれどよ、ハッちゃんさ」
その彼にアムが声をかけてきた。
「あんた、敵が前にいるんだけれど」
「何っ、何時の間に!?」
「ってさっきからよ」
「気付いていなかったのか?」
レッシィも彼に言ってきた。
「まさかとは思うが」
「くうう!いつものフェイとのやり取りで忘れていたぞ!」
「どういうAIしてるんでしょうね」
「かなり出来が悪いな」
アムとレッシィの言葉には容赦がなかった。
「あんたひょっとしてボーゾックとかと一緒に作られなかった?」
「まさかと思うが」
「何ィ!?そんな組織は知らん!!」
それは知らないのだった。
「大体俺はそっちの世界には縁がない筈だ!」
「それならいいのだがな」
ギャブレーはそれを聞いて述べた。
「どうも色々と縁者が多いからな。あの世界とはな」
「そうだな、確かにな」
ダバもそれに乗ってきた。
「俺もそちらには縁がないようだけれどな」
「私はあったような気もするが」
ギャブレーも今一つ確信がないようである。
「しかしだ。ボーゾックとはまた頭が悪そうな組織の名前だ」
「そうよね。まあハッちゃんが知らないならいいけれどね」
「それはいいとして早く敵を倒した方がいいぞ」
「さもなければだ」
テムジンまで話に加わってきた。
「軍法会議ものだぞ」
「兄弟!そんなものは恐れてはいない!」
そんなものを恐れるハッターではなかった。
「しかしだ!俺は戦う!」
「もう敵が一杯来てるけれど」
ルナがまだ騒ぐハッターに突っ込みを入れた、
「ライデンさんはもう戦いに参加してますよ」
「早くしてくれ」
そのライデンからもハッターに言ってきたのだった。
「迅速にな」
「よし!戦闘開始だ!」
やっと戦いに入るハッターだった。
「破壊の天使達、覚悟しておくんだな!」
言いながら早速攻撃を開始する。それと共にロンド=ベルの面々も次々に戦闘に加わるのだった。だがサンドマンはここでまた言った。
「一歩退くのだ」
「退く!?」
「ここでですか?」
「そうだ。一歩だ」
こう全軍に命じるのだった。
「中央はな」
「中央は、か」
「やはりな」
彼の言葉にまた反応するブライトとシナプスだった。
「では今回はこのまま」
「あれをするというのだな」
「中央の部隊は退いていくのだ」
また命じるサンドマンだっ
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