暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百三十三話 イノベイターの蠢動
[9/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
った。
「それ以外の何者でもない」
「それで戦うっていうんだな」
「その通りだ。私はクロッペンとして生きる」
これが彼の言葉であった。
「クロッペンとして。そして戦う」
「わかった。じゃあそうしな」
剣人もそれを受けて言葉を返した。
「御前の望むようにな」
「うむ、そうさせてもらう」
「マリン=レイガン」
ローザはマリンに対して声をかけてきた。
「我々は我々として生きる」
「ガルラ帝国から完全に離れてだな」
「その通りだ、最早帝国とは決別した」
こうも言うローザだった。
「だからだ。我等は我等として生きる」
「わかった。御前の考えはな」
「そして戦う」
彼女もまた同じだった。最後はテラルが言った。
「壇闘志也よ」
「テラル、やっぱり御前も来たんだな!」
「御前達と共に戦うわけではないが」
前置きはした。
「私は私として戦う」
「よし、その意気だ!」
闘志也は彼のその意気を受けて言った。
「御前が望むようにやれ。いいな!」
「わかった」
彼等はそのまま帝国軍の追っ手を退きそのうえで戦闘に向かう。そうしてそのうえでロンド=ベルと合流する。流れはこれで完全に彼等のものとなった。
「好機ですね」
「そうだな」
「ここだね」
イーグルの言葉にジェオとザズが頷く。
「では全軍ここで」
「攻撃開始か」
「待ってたよ、この時間を」
三人の顔が微笑む。そうして一気に攻勢に出る。最早疲れきった帝国軍に彼等を抑える力はなかった。
「それ、進むのじゃ!」
「はい、アスカ様」
「このままですね」
「左様!」
アスカはチャンアンとサンユンの言葉に応えていた。
「それでは我等も」
「このまま前に」
童夢も前に出る。彼等もまた進撃に入った。
それは彼等だけではなく。タータとタトラも同じだった。
「姉様、ええな」
「ええ、タトラ」
姉もまたこの時は真剣な面持ちで妹の言葉に頷くのだった。
「このままね。行くわ」
「そや、ここまま行くで」
こう言って自分達の戦艦もまた前に出し。そしてジン達を放ったのだ。
「今まで鬱憤を留めとったけれどな!」
まずタータが叫ぶ。
「それもこれで終わりや!」
「タータ、焦ったら駄目よ」
タトラは血気にはやる妹を止めてきた。
「攻めはするけれどね」
「そやな、攻めるわ」
彼女達もまた攻勢に入る。他の者達も攻撃に入る。光達もレイアースの剣を振るう。
「行こう、海ちゃん風ちゃん!」
「わかってるわ光!」
「今が好機ですわ」
二人もまた光に続き一気に攻撃する。そうして剣を手に目の前の敵機を次々と切り払っていく。
「ここで帝国軍を倒せば」
「そうよ、後はあの皇太子だけよ」
「本当に正念場ですわ」
「だから私達も行くんだ」
そのまま一直線に突
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ