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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百三十三話 イノベイターの蠢動
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「それではだ」
「帝国の崩壊は私達にとって好都合なのね」
「抑えたのは彼等の戦力だけじゃないからね」
またリボンズの不敵な言葉が出される。
「それだけじゃね」
「あれか」
また一人が彼に問うた。
「あれのことだな、それは」
「その通りさ。この世を治めるにだよ」
リボンズの今度の言葉は悠然としたものだった。
「マップは必要だよ」
「そして人口統計もか」
「僕達はその全てを手に入れた」
続いてこう言うのだった。
「それなら後はね」
「治めることができる」
「この宇宙を」
「帝国のかわりに」
「そういうことさ」
またしても平然と述べるリボンズだった。
「それにはまずはロンド=ベルに動いてもらわないとね」
「帝国を倒してもらいか」
「その後で」
「そうだな。その時こそ」
「私達の時代がはじまるわ」
こう言い合う彼等だった。既に戦いは帝国のその後もはじまっていたのだ。この世界もまた果てしない戦いの渦の中にあるのだった。

第百三十三話完

2009・6・6
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