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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百三十二話 帝国の亀裂
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ムサスさんとかイーノとケーンとかもよ」
「それならお兄ちゃんもよ」
リィナもリィナで兄に言う。
「忍さんと一緒にいたらさっぱりわからないわよ」
「だよなあ。プル達とアムとかもな」
「全然どっちがどっちなのよ」
「同一人物じゃねえよな」
ジュドーはかなり真顔であった。
「ヤンロンさんとジェリドさんとかよ」
「この前ハマーンさんとマウアーさん間違えかけたしな」
「それでシンさんマウアーさんをおばさんって言って思いきり殴られてたわよね」
「だったな」
とにかく口は災いの元を地でいくシンだった。
「何かよ、とにかくよ」
「そうだよな。声が似てる人多過ぎよ」
「そういえば私もだ」
タータがここでにょっきりと出て来た。
「遥と声が似ている。自分でも思う」
「そうなのよね。私とタータなんて全然性格が違うのに」
「ついでに年齢もな」
そしてそのシンが言うのだった。
「二十九!?立派なおばさんじゃねえか。さっさと目のところの小皺何とかしろよ」
「あっ、手が滑ったわ」
そして遥はいきなりコップに何か得体の知れない液体を入れてそれをシンの方に偶然零してしまった。あくまで偶然ということだった。
「ぐわあああああああああっ!!」
「あらっ、これって硫酸だったわ」
シンにかけておいて平気な顔をしていた。
「何でこんなところにあったのかしら」
「何でって言われても」
「今の絶対わざとよね」
ジュドーとリィナもかなり引いていた。それはどう見てもわざとであった。
「あれってよ」
「どう見てもね」
「とにかくよ」
その硫酸をかけてからの言葉であった。
「声ってね。怖いわよね」
「タトラ姉様とテュッティを間違えたこともあるしな」
タータは何時の間にか関西弁になっていた。
「どちらも普段は温厚やさかい大丈夫やけれどな」
「そういえばタトラさんとテュッティさんって」
今度言ったのはリンダだった。
「あれですよね。アイナさんとも同じ声ですし」
「声が同じっていうのはね」
「どういうことかしら」
「どういうこともないでしょ」
しかしここで遥が言った。
「他人の空似よ」
「空似ですか」
「リンダちゃんだってロザミアちゃんと声が似てるでしょ」
「はい」
実は彼女もなのだった。
「それでケーンが間違えたり」
「まあ私はこの声のおかげでね」
ここで微笑む遥だった。
「あれよ。ミサト達やエリスちゃんやプレセアやサフィーネと仲良くやれてるし」
「あっ、それはわかります」
ひかるが今の彼女の言葉にはっきりとした顔で頷いた。
「私も。あとは」
「僕もわかります」
「私もよ」
シンジとダイアンもなのだった。
「セーラーで」
「それよね」
「ええ、それよ」
やはりそれだと言う遥だった。
「ヒルダ
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