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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十九話 木星破壊作戦  
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や」
ここでサフィーネも出て来た。
「若いと焦って早くなっちゃうからね。焦ったら駄目よ」
「何かサフィーネが言うとニャ」
「凄く怪しく聞こえるニャ」
「そうだよ。御前はもうちょっと大人しくしろよ」
「あら、大人しくしたらそれだけあんた達の負担が増えるけれど?」
相変わらずの調子でマサキに返してくる。
「それでもいいのかしら」
「何かこいつだけは相変わらずだな」
マサキも彼女にはぼやくしかなかった。
「全く。どうしようもねえな」
「はいはい、お話はそこまでよ」
「とにかく敵を倒していこうよ」
セニアとテリウスがここで彼等の間に入る。
「折角いい感じで防いでるんだから」
「このまま防ぎきろう」
「ああ、それはわかってるさ」
「それでは皆さん宜しくないとは甚だ思う次第であるようですが」
モニカの文法もいつも通りである。
「ではこのまま流されないようにそれでいて」
「最早何が何だかわからないニャ」
「っていうか何言ってるのかさえ」
彼女の言葉は最早クロとシロにも理解不能だった。しかし彼女達もそのプラーナをあげ攻撃を仕掛けていた。それによりロンド=ベルは次第に帝国軍を押し戻してきていた。
「あと一息ですね」
「はい」
ショーンがレフィーナの言葉に頷く。
「それではこのまま」
「一気に攻撃に出ます」
防戦から転じて、であった。
「そしてそのまま殲滅します」
「殲滅ですか」
「はい、戦力的に可能です」
自軍の戦力を見ての判断であった。
「それで如何でしょうか」
「はい、今こそその時です」
ショーンも返答は既に用意していたのだった。
「このまま攻めましょう」
「はい、それでは全軍攻撃開始!」
艦橋から指示を出した。
「そのまま包囲に移り殲滅して下さい!」
「よし、やってやるぜ!」
「覚悟しなさい!」
全軍彼女の言葉と共に攻撃に移る。そうしてそのうえで敵を次々と倒していくのであった。
最早木星への攻撃どころではなかった。帝国軍は秒刻みでその数を減らしていく。最早その勝敗は決していた。
「博士、最早!」
「我が軍は!」
「わかっておるわ!」
博士は相変わらず怒鳴るだけであった。
「こうなっては仕方がない。撤退だ」
「は、はい」
「それではです」
部下達はそれに頷く。しかしであった。
「すぐに撤退しましょう」
「そしてまた」
「だがそれまでにだ」
しかしここでまた博士は言うのだった。
「残ったミサイルを全て放て」
「全てですか」
「そうだ、あのロンド=ベルを倒す」
それだけは忘れていないのだった。
「一機残らずな。よいな」
「わかりました。それでは」
「ミサイルを全て」
「放て!そのうえで撤退だ!」
「はい!」
こうしてミサイルが全て放たれそのうえで
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