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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十九話 木星破壊作戦  
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私もそれでいい」
次に賛成したのはブライトだった。
「今の博士なら急襲は確実に成功する」
「確実にだな」
「博士は今間違いなく怒りでさらに感情的になっている」
実にその思考を読まれ易い性格と言える。
「それならだ。ここで一気に攻めるべきだ」
「よし、だからだな」
「そういうことだ。私もそれに賛成する」
そしてブライトも賛成と言うのだった。
「皆はどうだ?」
「ああ、それでいいぜ」
「俺もだ」
「僕もです」
「私も」
皆賛成だった。これで決まりだった。こうして彼等は博士の軍勢を急襲することになった。すぐにその場を発ち博士の軍勢に向かうのだった。
「博士の軍は?」
「まだ衛星には到着していません」
メグミはユリカに答える。
「この調子でいくと宇宙での遭遇になります」
「わかりました」
ユリカはそれを聞いて静かに頷いた。
「それではそれで御願いします」
「じゃあ進路このままね」
「そうです」
ユリカはハルカにも述べる。
「御願いします、エマさん」
「おっと、私はエマ大尉じゃないわよ」
それは笑って否定するハルカだった。
「ハルカだから。宜しくね」
「あっ、すいません」
ユリカもそれに気付いて苦笑いになる。
「声が似てるからつい」
「了解、バジルール少佐」
ハルカもここで間違えてしまった。
「それはそういうことで」
「ハルカさんも間違えてます」
そして速攻でルリの突込みが入るのだった。
「確かに声似過ぎですけれど」
「あちゃ、これはしまったわね」
今度はハルカが苦笑いになる。
「ついついね。本当に声って怖いわね」
「実は私も一矢さんと竜馬さんの声を間違えてしまいます」
ルリとても例外ではないのであった。
「他にも色々な人のを」
「そうなのよね。何かメンバーが増えて余計にそれがね」
「私なんかまた随分増えてしまいました」
語るユリカの顔は困っているようなそれでいて嬉しいような。複雑な顔であった。
「またどうして」
「そういえばダイゴウジさんも」
メグミは彼の名前を出した。
「色々と増えてません?」
「そうですね。ヤマダさんも」
ルリはあくまで彼を本名で呼ぶ。
「物凄く増えました」
「イザーク君やドモン君、トウジ君だけじゃなくなったから」
確かにかなり多いと言えた。
「そこに宗介君まで入って」
「どうなのでしょうか」
「もう滅茶苦茶といいますか」
ルリはかなり酷いことを言っているのは自覚はしていたがそれでも言うのだった。
「おかげで誰がヤマダさんかわからない時があります」
「あとサブロウタさんやイズミさんもですね」
「はい」
ハーリーの言葉にも頷く。
「リョーコさんもノインさんと間違えてしまうことが」
「何かどんどん声が似てる人が増えてるん
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