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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十八話 大兵力
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食えるのならですか」
「そうだ。食欲がなくて勝てるか」
彼はまたアルトに告げた。
「そうだな。食えるからこそ戦えるのだ」
「確かに」
「わかったら御前も食え。好きなものをな」
言いながら今度はザワークラフトを缶詰を開けて中を丸ごと口の中に入れた。
「野菜も忘れずにな」
「またいつもながら豪快ですね」
ミシェルは彼のその食べっぷりを見て笑っていた。彼はフランクフルトを食べている。
「野菜も忘れないですし」
「当たり前だ、肉ばかり食べていたら身体に悪い」
そのことも忘れないグン=ジェムだった。
「だからだ。ちゃんと食うぞ」
「それに果物もですよね」
「おうよ」
林檎は一個丸かじりだった。
「食うぞ、ちゃんとな」
「じゃあ最前線で御願いしますね」
「ははははは、今から腕が鳴る」
実は最初からそのつもりである。
「一千万か。何億には程遠いがやってやるわ」
「そうだね。じゃあまたグン=ジェム隊は」
ミンは楽しそうに笑って話す。
「いつも通り大暴れだね」
「へへへ、百機は撃墜させてもらうぜ」
「お、おでは二〇〇機」
「まあ。所詮は雑魚だな」
ゴルもガルもジンも余裕で山のような肉と生野菜を食らっている。
「さてと、それじゃあよ」
「しゅ、出撃だな」
「軽くいなしてやるか」
彼等は言いながら最後のデザートを食べていた。大きなケーキを丸ごとだ。それを食べながらそのうえで戦いに心を向けるのだった。
ロンド=ベルは木星に降下した。するとすぐにであった。
「敵が来ました」
エマが報告する。
「四方八方からです。囲まれました」
「そうか、今度はこちらが包囲されるか」
ヘンケンはそれを聞いて静かに述べた。
「わかった」
「それでは艦長」
ナタルがここで彼に問う。
「どうされますか?」
「まずは円陣を組もう」
彼が選んだのはそれだった。
「そうして敵の包囲攻撃に備える」
「わかりました」
「そして皆に伝えてくれ」
そのうえでさらに言うのだった。
「外に向かって好きなだけ撃ってくれとな」
「好きなだけですね」
「そうだ。敵はそのまま向かって来る」
帝国軍の基本戦術であった。
「それを迎え撃つだけだ。いいな」
「はい」
ナタルは彼の言葉に微笑んで頷いた。
「それではそのように」
「うむ、では全軍」
さらに言葉を続ける。
「このまま敵を迎え撃つ!」
「了解!」
こうして彼等は殺到する敵を待ち受ける。こうして戦闘がはじまった。しかし戦局は帝国軍の、そして博士の思うようにはならなかった。
「おのれ、またしてもか!」
早速自分の乗艦の艦橋において喚いていた。
「何故攻撃が通じん。一千万だぞ!」
「そうです、その通りです」
「数では押しているというのに」
ガガーンとダル
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