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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十六話 黄金色の目
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?」
ジャックと雷太はマリンの言葉に顔を向けさせた。
「感じているっていうのか?」
「増してきている?何が?」
「そこまではわからない」
彼にもそこまではわからなかった。
「だが」
「感じているんだな」
「ああ、何かが出来る」
マリンは答えた。
「このままいくと。絶対に何かがな」
「わかった」
それに頷いたのは大河だった。
「ではマリン君」
「はい」
「全力を尽くせ!」
彼が告げるのはこれだった。
「己の全力をだ。今ここで尽くすのだ!」
「戦力をですか」
「人は己の全ての力を出した時に何かを手に入れる」
だからだというのである。
「いいな。だからだ!」
「わかりました」
マリンは大河のその言葉に頷いた。
「ならここで。一気に!」
「そして掴み取るのだ!」
大河の言葉は続く。
「人類の明日の為に!」
「はい!」
こうして彼はさらに戦うのだった。ロンド=ベルはそのバルディオスを中心として帝国軍の大軍を倒しさらに前に進む。そして遂に援軍を出しきらせ基地まであと一歩にまで迫った。
「ロンド=ベルがあと一歩のところまで」
「うむ」
ガットラーはローザの言葉に対して頷く。
「遂にな」
「軍の数も二百万を切りました」
「半数以上がやられたな」
「はい、そして援軍も最早」
ないというのだった。つまり帝国軍にとっては手詰まりであった。
「いません。どうされますか?」
「ならば切り札を出すだけだ」
ガットラーは言った。
「我等の切り札をだ」
「ではあれを出されるのですね?」
「それ以外にはない」
ガットラーは沈痛な声で述べた。彼にしては珍しく。
「今ここでロンド=ベルに勝つ為には。だからこそだ」
「それでは今から」
「宇宙要塞を発進させよ!」
彼は叫んだ。
「よいな。それでロンド=ベルを倒す、よいな!」
「はい、それでは!」
「今から!」
帝国軍の者達が一斉に応える。そうして今基地が崩れそこから途方もなく巨大な要塞が姿を現したのであった。
「な、何だあれは!」
「要塞か!?」
ロンド=ベルの者達は突如として姿を現わしたその要塞を見て驚きの声をあげる。
「まさかとは思うが」
「帝国軍の」
「そうだ!」
ガットラーが彼等を見下ろしながら告げた。
「これこそ我が軍の切り札である宇宙要塞だ」
「宇宙要塞・・・・・・」
「何て大きさなんだ、あれは」
「ただ大きいだけではない」
彼はまた言った。
「アルデバランの宇宙要塞、この力を受けるのだ」
「おい、やばいぜ」
闘志也はゴッドシグマからその宇宙要塞を見て周りに告げた。
「あれだけの化け物を倒すとなったらよ」
「どうするってんだ?それで」
「怖気付いたか?」
「そんなわけあるかよ」
笑ってジュリイと
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