暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十六話 黄金色の目
[11/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「そうか。数は?」
「五十万程度です」
大文字の問いにも答える。
「そこまで減りました」
「大勝利と言うべきだな」
彼はその言葉を聞いて頷いくのだった。
「月での戦いは」
「そうですね。それは」
「間違いありません」
彼の今の言葉にピートとサコンが頷く。
「月は手に入りましたし」
「敵もかなり倒しました」
「よし、これで火星も月も俺達の手に戻ったんだな」
サンシローは素直にそのことを喜ぶ。
「苦労のかいがあったってもんだぜ」
「その通りだ。俺達は勝ったんだ」
「そうですね。アルデバロン軍も壊滅させましたし」
リーとブンタが言う。
「これで帝国軍をさらに追い詰めることができる」
「そうです。さらなる攻勢に出ることができます」
「それでよ。次は何処なんだ?」
ヤマガタケはもうそこを尋ねるのだった。
「月に火星を解放したけれどよ」
「はい、次は木星です」
テッサが答えてきた。
「敵は木星方面に撤退しています。そしてそこには」
「敵の大規模な基地がある」
ティエリアが言ってきた。
「既にだ。木星は彼等の本拠地の一つになっている」
「じゃあ次はそこだな」
「そうだな」
皆それを聞いて頷き合うのだった。
「木星か。この世界でもか」
「戦うってわけか、あそこで」
「そっちの世界でも木星での戦いがあったの」
「ああ、これがよ」
ビルギットがかなめに対して答える。少しうんざりとしたような顔で。
「大変だったんだよ。ジュピトリアンっていうのがいてな」
「木星人ってことかよ」
「ああ、その連中がバルマー帝国やらティターンズについてな」
今度はクルツに話すビルギットだった。
「洒落にならなかったんだよ」
「そうだったのかよ」
「それにしても」
ふとここで気付いたメリッサだった。
「何で地球人でスペースノイドなのにバルマー帝国やティターンズと手を組んだんだい?」
「それね」
アンナマリーが応える。
「やっぱりそれが気になるのね」
「ちょっとおかしいんじゃない?」
そしてこうも言うのだった。
「バルマー帝国っていったら敵じゃない」
「ええ」
「それにティターンズはアースノイド至上主義なんだろ?だったら何で手を組むんだい?」
「それなら俺が話そうかい?」
ヤザンが笑いながら出て来た。
「その元ティターンズの人間がよ」
「ああ、あんたがか」
「そういえばあんた元ティターンズだったな」
「そうさ。バリバリのな」
笑いながらメリッサとクルツに答える。
「ジェリドやライラだってそうだけれどな」
「確かにな。それはその通りだ」
「今じゃ懐かしい話だけれどね」
ジェリドとライラも少し笑って述べてきた。
「あの時は色々とあったけれどな」
「まさか今ここでロンド=ベルの
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ