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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十五話 帝国の過ち
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、合格です」
「合格ですか」
「ただ、一つ条件があります」
しかしカラスはこうも言うのだった。
「そうなる為にはです」
「戦いに勝つことですね」
「その通り。それもわかっておられるので満点です」
こう彼に告げて微笑むのだった。
「御見事ですよ」
「そうなんですか」
「では。あらためて」
トビアの解答に満足しながらさらに話す。
「皆さん、すぐに最後の基地に向かいましょう」
「はい、それじゃあ」
「今から」
「敵は月とその周辺の戦力を全て集めてきているぜ」
火麻がここで皆に話す。
「わかってるな、クライマックスだぜ」
「クライマックスか」
レイはその言葉を聞いてふと言うのだった。
「それは最初からじゃないのか?」
「何でこいつはこんなにクライマックスって言葉にこだわりがあるんだよ」
「そういうあんたはどうなのよ」
ルナマリアがシンに突っ込みを入れる。
「よく答えは聞いてないとか言うじゃない」
「好きなんだよ、その言葉」
「一緒じゃない、全く」
「とにかくだ。最後だぜ」
火麻は彼等の話をよそにまた言う。
「もうよ、徹底的にぶっ潰していくぜ!」
「それはね」
ギリが彼の言葉を受けて楽しそうに笑う。
「もう最初からそのつもりだから。やらせてもらうよ」
「火星だけでなく月も解放する」
バーンズも言う。
「そうなれば大きいな」
「そうだね。敵の勢力圏がどんどん減っていくってね」
ローズマリーは楽しそうに笑っていた。
「いい感じだよ。じゃあね」
「全軍出撃!」
シナプスが指示を出した。
「すぐに最後の基地に向かう。いいな」
「了解!」
こうして彼等はすぐに月の最後の基地に向かった。月での戦いもいよいよ最終局面を迎えようとしていたのであった。だがそこに彼等が来るのだった。

第百二十五話完

2009・5・1



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